永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

マミヤC220。何か時代を感じます。

2010-06-08 19:34:53 | 日記・エッセイ・コラム
収納庫を開けて探しものをしていたら、予期せぬことに奥の方から30年位前から幾重不明になっていた二眼レフカメラ・マミヤC220が出てきた。何で、こんなところに直しこんでいたのだろう。いつも、あのカメラはどこに行ってしまったのかと案じていたのだが、その後カメラを、ニコンの一眼レフに買い替えたので、使わないでそのまま直しこんでいたのだろう。でも、現在はデジタルカメラに世代が変わっているのでニコンもお蔵にしている。
マミヤC220は39年前に当時一ヶ月分の給料をはたいてはじめて買ったカメラだけに、再会に猛烈に嬉しさがこみ上げてきた。当時は食うや食わずにレコードや本や好事なことに収入を対費やしていたから今となっては懐かしい。
久しぶりにマミヤC220を手に持つたらずしりと重い。昭和43年に発売されたカメラである。今の時代はデジタルカメラが主流であるし、しかも二眼レフだからこのカメラは、たぶん製造されていないのではと思う。フィルムは6×6センチを使用していた。このフィルムも今は無いのではないか。ジャバラ式カメラで接写も効くいいカメラである。アナログ、ローテクなカメラである。
今とは明らかに違うカメラ。今手にすると、手触り重量感と雰囲気がとてもいい。さっそくガラクタ道楽コレクションにすることにした。



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