朝ドラ『ゲゲゲの女房』の水木しげるさんを見ていると、レオナルド・ダ・ビンチにダブッて見えてくる。ダ・ビンチはアーチストであり、夢想家であって、幻想家であることにより枠にとらわれず、ダ・ビンチ自身の感性で技術をつくった人。水木さんはマンガ家であり、画家である人。ドラマを見ていると、マンガに妖怪ものを独自の感性でストーリーに夢想して幻想的に描き、マンガ技術に定着させた人。マンガの枠にこだわらず独自の世界をストーリーに仕立てて読者ほ楽しませてくれる水木さんの世界はダ・ビンチの世界にも通ずるように思えてくる。ものづくりの精神はどんな世界にもあることを教えてくれる。