数年前から主にDIY(Do It Yourself)店で見かけるようになった長方形の鍋。みなさんも(ああ,あれか?)と思いつかれるのではないでしょうか?なぜあの形なのか?あの形が何か都合の良いことがあるのだろうか?
――ずっと気になっていたのですが,先日100円ショップでついに買ってしまいました。100円ショップですが,価格は100円ではありませんでした。下の写真です。
アルミニウム製で,本体と蓋との篏合がよく,ぴったりと言った感じです。これならごはんを炊くとき適度な圧力がかかっていいのかも知れません。
以来,たびたびこれで朝ごはんを炊いています。丁度1合分の容量があり,糟糠との2人暮らしのわが家の1食分にぴったりです。乾燥した米に水をたっぷり吸わせるために前夜米を研いで水に浸しておきます。このとき,水の量を決めておきます。
水の量ですが,わたしは小学校の家庭科の授業で「水はコメの量(体積)の1.5倍」と習い,ずっとそれを守ってきました。以前勤めていた会社の先輩も「容器で2杯の米を研いだら,同じ容器で水を3杯いれたらいい」とおっしゃっていました。米の1.5倍ですね。しかし,最近では米の体積の1.2倍ほどが良いとのことです。何でだろう?
それに,もう一つ疑問があります。
小学校の家庭科で習った炊き方(火加減)は,「はじめジャンジャン,後じわじわ,も少しじわじわ,後ジャンジャン」でした。つまり,最初は強火で加熱し,沸騰してしばらくしたら火力を弱め,終了間際に再度強火で加熱するという手順でした。
ところが,働き出して友人たちと登山をするようなると,「初めちょろちょろ,中パッパ」と言います。つまり,最初は弱火で加熱し,しばらくして強火にするという炊き方です。――これはどういうことか?なぜ,ほとんど真逆の炊き方なのか?
その後思いついたのは水に浸す時間との関係です。たっぷり(一晩)水を吸わせた米の場合は最初から強火で加熱していい。しかし,登山などの野外炊飯では米を研いで水に浸す時間が取れないことが多い。米を研いだ直後から炊く場合は米がまだ乾燥状態なので,弱火で,つまり温めるような形で水分を吸わせ,その後本格的に炊くために強火で加熱するのだと思い至りました。つまり,出発点が違うのです。
――こう考えてくると,電気炊飯器で炊く場合,米を水に浸す時間とは無関係に炊きあがるまでの時間が決まっているのもうなづけます。つまり,機械である炊飯器くんは投入された米がどの程度吸水されているかわからないため,すべて研いだ直後としてプログラムされているのでしょう。
さて,一晩水に浸した米をストーブの上の載せます。
空いたスペースでは鍋でいりこの出汁をとります。味噌汁の準備です。
これまでの経験から加熱時間は35分です。35分間そのまま加熱すればいいのです。火力の加減は不要です。(野外炊飯のことを考えて敢えて火力の調節をしないで炊くことにしたものです。)電気代が節約できると糟糠は喜んでいます。
35分後です。
周辺にやや焦げ目が認められます。しかし,この程度がいいのです。
ストーブからおろして15分間以上蒸らします。この間,味噌汁と卵焼きを拵えます。
さあ,ごはんを茶碗に。
狐色したおこげもおいしそうです。きょうの茶碗は上野焼(あがのやき)です。
いただきまーす。
以上
ご注意。今回の記事はわたしの主観に基づく記述にあふれています。この点充分ご注意ください。
ご注意。ここまで書いて「プレビュー」で確認しようとしましたが,なぜかできません。このまま投稿します。
――ずっと気になっていたのですが,先日100円ショップでついに買ってしまいました。100円ショップですが,価格は100円ではありませんでした。下の写真です。
アルミニウム製で,本体と蓋との篏合がよく,ぴったりと言った感じです。これならごはんを炊くとき適度な圧力がかかっていいのかも知れません。
以来,たびたびこれで朝ごはんを炊いています。丁度1合分の容量があり,糟糠との2人暮らしのわが家の1食分にぴったりです。乾燥した米に水をたっぷり吸わせるために前夜米を研いで水に浸しておきます。このとき,水の量を決めておきます。
水の量ですが,わたしは小学校の家庭科の授業で「水はコメの量(体積)の1.5倍」と習い,ずっとそれを守ってきました。以前勤めていた会社の先輩も「容器で2杯の米を研いだら,同じ容器で水を3杯いれたらいい」とおっしゃっていました。米の1.5倍ですね。しかし,最近では米の体積の1.2倍ほどが良いとのことです。何でだろう?
それに,もう一つ疑問があります。
小学校の家庭科で習った炊き方(火加減)は,「はじめジャンジャン,後じわじわ,も少しじわじわ,後ジャンジャン」でした。つまり,最初は強火で加熱し,沸騰してしばらくしたら火力を弱め,終了間際に再度強火で加熱するという手順でした。
ところが,働き出して友人たちと登山をするようなると,「初めちょろちょろ,中パッパ」と言います。つまり,最初は弱火で加熱し,しばらくして強火にするという炊き方です。――これはどういうことか?なぜ,ほとんど真逆の炊き方なのか?
その後思いついたのは水に浸す時間との関係です。たっぷり(一晩)水を吸わせた米の場合は最初から強火で加熱していい。しかし,登山などの野外炊飯では米を研いで水に浸す時間が取れないことが多い。米を研いだ直後から炊く場合は米がまだ乾燥状態なので,弱火で,つまり温めるような形で水分を吸わせ,その後本格的に炊くために強火で加熱するのだと思い至りました。つまり,出発点が違うのです。
――こう考えてくると,電気炊飯器で炊く場合,米を水に浸す時間とは無関係に炊きあがるまでの時間が決まっているのもうなづけます。つまり,機械である炊飯器くんは投入された米がどの程度吸水されているかわからないため,すべて研いだ直後としてプログラムされているのでしょう。
さて,一晩水に浸した米をストーブの上の載せます。
空いたスペースでは鍋でいりこの出汁をとります。味噌汁の準備です。
これまでの経験から加熱時間は35分です。35分間そのまま加熱すればいいのです。火力の加減は不要です。(野外炊飯のことを考えて敢えて火力の調節をしないで炊くことにしたものです。)電気代が節約できると糟糠は喜んでいます。
35分後です。
周辺にやや焦げ目が認められます。しかし,この程度がいいのです。
ストーブからおろして15分間以上蒸らします。この間,味噌汁と卵焼きを拵えます。
さあ,ごはんを茶碗に。
狐色したおこげもおいしそうです。きょうの茶碗は上野焼(あがのやき)です。
いただきまーす。
以上
ご注意。今回の記事はわたしの主観に基づく記述にあふれています。この点充分ご注意ください。
ご注意。ここまで書いて「プレビュー」で確認しようとしましたが,なぜかできません。このまま投稿します。
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