三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

春の平尾台 ―山芍薬を探し求めて―

2023-04-13 17:02:16 | 日記
きょうは4月13日。春という季節を3月1日から5月31日までとすれば,きょうあたりは正に春のど真ん中。その春爛漫のきょう近場の平尾台(ひらおだい)に出かけました。

平尾台は当地では有名なカルスト台地です。鍾乳洞もいくつかあります。
その平尾台に山芍薬(やましゃくやく)が自生しているということを知ったのはもう10年以上も前のことになりましょうか?その花を一度見てみたいと思いつつ果たせないまま時間だけが過ぎて行きました。

それを思い切ってきょう実施に移しました。
平尾「台」とは言っても,その散策は半ば登山です。
中腹で一休み。遥か南方に故郷の霊峰英彦山が望まれます。

きのうからの黄砂の影響でかなり霞んでいます。

しかし,山芍薬の探索には苦労しました。小さなドリーネの底にあるという情報をもとに探したのですが,見当たりません。念のためその近くの大きなドリーネも探したのですが見つかりませんでした。
その後手当たり次第にドリーネを調べたのですが駄目でした。

あきらめて帰ろうとしたとき,たまたま出会った植物に詳しい老女に尋ねたところ,大きなドリーネの底にあるとのこと。そこでもう一度探しに行きました。

しかし,やはり見つかりません。諦めようとした瞬間1輪の山芍薬の花が見つかりました。残念ながらかなりしぼんでいます。
ならば,ほかにあるはず。と力を入れて調べると・・・ありました。

やはり花の勢いは衰えていますが,まだまだです。

しかし,鑑賞にたえるのはきょうが最後でしょう。
来年に期待しましょう。
以上

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