三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

別れ

2020-10-14 15:22:46 | 日記
去年の5月末に孫が子猫を拾ってきました。何でも烏にさらわれそ
うになっているところを助けたということでした。わたしは猫はあ
ま好きではありませんが,孫の素直な心を大切にしたいと思って飼
うことにしたのです。
ほんとに小さな子猫で,手のひらに載るほどでした。

環境が変わって不安そうなようすです。
わが家で暮らすようになって2週間ほどすると悪夢のような出来事
からすっかり解放されて,子猫らしいいたずらっぽい行動が目立つ
ようになりました。

さらに3箇月ほどが経過すると,もうすっかり自分の家のようにふ
るまいます。同じ家に住んでいるワンちゃんともすっかり仲良しに
なり,ときどきいたずらで飛びついたりしていました。

わが家に来て1年が過ぎると,もうこの家の,庭の主のような貫禄
です。いろんな虫などを捕獲します。ときには蛇を捕まえたことも
あって,こちらの方が怯えてしまいました。

その元気いっぱいのりんご(猫のなまえ)が体いっぱいで息をする
ところを発見したのは先週の木曜日(10月8日)でした。何か悪い
もので食べたのだろう程度に思っていたのですが,翌日も息が苦し
そうでした。その夕刻動物病院に連れて行ったのですが,どうも手
遅れという診断でした。
それでもまだ望みを捨てず,土曜日(10月10日)に別の病院に行っ
て肺の周囲に溜まっている水を抜いてもらいました。これによって
一時やや元気を回復したのです。わたしが手を触れると,ゴロゴロ
とのどを鳴らしたほどです。
しかし,再び呼吸が困難な様子になり,今週の火曜日(10月13日)
つまり昨日病院を再訪したところ,また水が溜まっているがしばら
く様子をみようということに。何でも水を抜くのは猫にとって大き
な負担になるということでした。
しかし,今朝になると一層呼吸困難な様子。さっそく一番乗りで病
院に駆け付けたのですが,獣医の診察を待たずに息を引き取ってし
まったのです。
約1年半の短い生涯でした。
合掌

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2020-10-19 12:25:23
合掌!
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感謝! (投稿者)
2020-10-20 02:40:40
匿名者様
手を合わせてくださって有難うございます。
あれ以来夜中にふと目が覚めたときなど,りんごのことが思い出され眠れなくなることがあります。なぜもっと早く異変に気付かなかったか?なぜもっと早く病院に連れて行かなかったなどと悔やまれてなりません。
1年半ほどの短い生涯でしたが,たくさんの思い出を抱えて天国に旅立ったと思っています。
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