三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

薔薇と福智山

2023-05-03 16:00:18 | 日記
最近山に行くたびにダニにやられるような気がして,どうも登山が億劫になってしまいました。しかし,それでは運動不足になります。何より「山男」を自任しているものとして情けない。そこで,久しぶりに福智(ふくち)山に登ることにしました。

出発しようとしてわが家の庭に出たところ,何と薔薇(ばら)の花が満開ではありませんか?

糟糠(の妻)が植えて育てているものです。
1輪を狙って撮ってみました。

素晴らしいですね,この造形美。
小学生の頃,教室でチリ紙を数枚折りたたんでこのようなものを拵えたことがあります。貧乏だったわたしはチリ紙など買えず,友達からもらったような気がします。突然懐かしく思い出しました。
また,学生の頃「バラが咲いた」という歌が流行したことも思い出しました。

さて,車で45分,上野(あがの)登山口の駐車場につきました。祝日で天気もいいので登山者が多いようです。駐車余地があまり残っていませんでした。もっとも,少し歩けば広い,バスも停まれるような広い駐車場がありますが。
登山靴を履いてきたのですぐ出発です。7時45分。

上野越を通るコースを選びました。このコースなら平均100分で頂上に着きます。
その上野越を少し過ぎたところに・・・・

ありました。金襴の新芽です。開花が楽しみです。

あとはひたすら登るのみ,歩くのみ。
九合目付近には雲霧草の新芽が出ていました。

多分雲霧草です。これも楽しみですね。もっとも,この花は大して綺麗とは思いませんが。

視界が開けてきたところで,山頂の「山」の岩が出迎えてくれました。

いつもどっしりと構えています。

9時25分,山頂に到着。きょうは黄砂の影響は感じませんが,やはり遠くのほうは霞んでいます。
故郷の霊峰英彦山(ひこさん)ははっきりと見えますが,九重や姫島などはまったく見えませんでした。

上の写真の中央遥か向うの高峰が英彦山です。
携帯トランシーバを携行していたので,故郷の中学校の同級生と無線で少しだけ情報交換を行いました。こうして同級生と未だに話ができるのは嬉しいですね。
暑くも寒くもない山頂での爽快なひと時でした。
以上