またまた衝動的に入札してしまった。そして,難なく(?)落札。どうもわたしは古い無線機,特に真空管式無線機を見ると理性が吹き飛んでしまうらしい。
きょう現品が届いた。
さっそく開梱。ぼろぼろの送信機が出てきた。
八重洲無線のFL-50BというSSB/CW(電話/電信)用短波送信機である。1969年に発売されたらしい。3.5MHz帯から28MHz帯までの10W機。わたしはこれで充分だが,昨今のハムは10Wでは物足りないようである。
背面は特に言うべきこともない。
電源コードが取り換えられていることがわかる。前の持ち主がここまでは維持していたのだろう。
さて,ケースから中身を取り出して見ると,
こんな具合。錆が多い。真空管は7本あって欠品はない。シャシには4つほど真空管用と思える穴があるが,これらは予備のものであろう。とにかく,昔のものは作りが大らかだ。
シャシの裏はつぎの写真のとおり。
やはりいたるところに錆びが出ている。しかし,ゴキブリの卵もネズミの巣も見当たらない。まあ良しとしよう。
ところで,真空管世代の人間として,送信機では「終段管」が気になる。この送信機の終段管は6JS6Aというテレビの水平偏向出力管である。わたしにはなじみがない。
送信管は何と言っても807である。ついで,6146か2E26だろうか?
上の写真では,左から807, 6146, 2E26, 12GB3, そしてこの送信機の終段管6JS6Aである。すべてビーム管。わたしが中学生の頃はテレビの水平偏向出力管と言えば上の写真の12GB3が主流であったと思う。6JS6Aなどという全ガラス製の球はその後出てきたのであろう。
これから整備しなければならない。また仕事が増えた。
以上
きょう現品が届いた。
さっそく開梱。ぼろぼろの送信機が出てきた。
八重洲無線のFL-50BというSSB/CW(電話/電信)用短波送信機である。1969年に発売されたらしい。3.5MHz帯から28MHz帯までの10W機。わたしはこれで充分だが,昨今のハムは10Wでは物足りないようである。
背面は特に言うべきこともない。
電源コードが取り換えられていることがわかる。前の持ち主がここまでは維持していたのだろう。
さて,ケースから中身を取り出して見ると,
こんな具合。錆が多い。真空管は7本あって欠品はない。シャシには4つほど真空管用と思える穴があるが,これらは予備のものであろう。とにかく,昔のものは作りが大らかだ。
シャシの裏はつぎの写真のとおり。
やはりいたるところに錆びが出ている。しかし,ゴキブリの卵もネズミの巣も見当たらない。まあ良しとしよう。
ところで,真空管世代の人間として,送信機では「終段管」が気になる。この送信機の終段管は6JS6Aというテレビの水平偏向出力管である。わたしにはなじみがない。
送信管は何と言っても807である。ついで,6146か2E26だろうか?
上の写真では,左から807, 6146, 2E26, 12GB3, そしてこの送信機の終段管6JS6Aである。すべてビーム管。わたしが中学生の頃はテレビの水平偏向出力管と言えば上の写真の12GB3が主流であったと思う。6JS6Aなどという全ガラス製の球はその後出てきたのであろう。
これから整備しなければならない。また仕事が増えた。
以上