わたしは万年筆が好きで,今でも愛用している。もっとも,実際はキーボードやボールペンを使うことが多く,万年筆はほどなくインクが出にくくなってしまう。
ところで,わたしと同世代の人なら「伸~びたり縮んだりのパイロットショート」というコマーシャルソングをご存知であろう。パイロット万年筆が売り出した伸縮式の万年筆である。1960年代であった。
それをこの度手に入れた。
上の写真をご覧いただきたい。写真の下側の万年筆が今回手に入れたものである。上側はパイロットスーパー100という現用の万年筆である。寸法の比較のために並べた。長さはそれぞれ,約11cmおよび13cmである。もちろん,パイロットショートの方が短い。
双方キャップを外して本体に差し込んだところが下の写真である。
今度はそれぞれ約14.5cmおよび13.5cmとなり,パイロットショートの方が長くなる。つまり,パイロットショートは使わないときは短く,使うときは長くなる万年筆なのである。写真で*をつけている部分が出てきて伸びるのである。
何しろ古いものなので適合するインクカートリッジが手に入るか心配だった。しかし,パイロットは長年カートリッジの規格を変えていないようで,現在売られているものがそのまま使えた。できれば吸入方式のほうがいいと思い,コンバータを買ってしまった。これももちろんぴったり嵌合する。しかも200円!これだと普通のインクが使えるので安心。(つまり,メーカがカートリッジの供給をやめても,インクがある限り使えるということ。)下の写真をご覧いただきたい。
実は比較のために取り上げたスーパー100も1960年代のもの。中学校に進学したとき兄から買ってもらったものである。――と言いたいところだが,さすがにそのものはすでに失ってしまった。それで中古品を買った2代目である。この万年筆は吸入式であるが,すでにゴムが劣化して使い物にならなかった。それで,コンバータを装着して使っている。古い万年筆はコンバータを取り付ければ立派に使えるものに改造できるのである。ただし,若干加工する必要があるかも知れない。
余談だが,いずれも色が赤い。何も好んで赤の万年筆を選んだのではない。たまたまそれに巡り合ったということである。
とにかく,末永く愛用したい。■
ところで,わたしと同世代の人なら「伸~びたり縮んだりのパイロットショート」というコマーシャルソングをご存知であろう。パイロット万年筆が売り出した伸縮式の万年筆である。1960年代であった。
それをこの度手に入れた。
上の写真をご覧いただきたい。写真の下側の万年筆が今回手に入れたものである。上側はパイロットスーパー100という現用の万年筆である。寸法の比較のために並べた。長さはそれぞれ,約11cmおよび13cmである。もちろん,パイロットショートの方が短い。
双方キャップを外して本体に差し込んだところが下の写真である。
今度はそれぞれ約14.5cmおよび13.5cmとなり,パイロットショートの方が長くなる。つまり,パイロットショートは使わないときは短く,使うときは長くなる万年筆なのである。写真で*をつけている部分が出てきて伸びるのである。
何しろ古いものなので適合するインクカートリッジが手に入るか心配だった。しかし,パイロットは長年カートリッジの規格を変えていないようで,現在売られているものがそのまま使えた。できれば吸入方式のほうがいいと思い,コンバータを買ってしまった。これももちろんぴったり嵌合する。しかも200円!これだと普通のインクが使えるので安心。(つまり,メーカがカートリッジの供給をやめても,インクがある限り使えるということ。)下の写真をご覧いただきたい。
実は比較のために取り上げたスーパー100も1960年代のもの。中学校に進学したとき兄から買ってもらったものである。――と言いたいところだが,さすがにそのものはすでに失ってしまった。それで中古品を買った2代目である。この万年筆は吸入式であるが,すでにゴムが劣化して使い物にならなかった。それで,コンバータを装着して使っている。古い万年筆はコンバータを取り付ければ立派に使えるものに改造できるのである。ただし,若干加工する必要があるかも知れない。
余談だが,いずれも色が赤い。何も好んで赤の万年筆を選んだのではない。たまたまそれに巡り合ったということである。
とにかく,末永く愛用したい。■