やむやむやみー

やみーのやむやむな毎日

「セント オブ ウーマン」 1992年 アメリカ

2018-10-29 12:13:36 | ミルミル ネタバレチュウイ!!!
久しぶりにじんわり味わえる映画を見た気分。

洋画はどうしても日本のものよりキャストに鈍感になるが、

印象的な3人がこの映画をより素敵なものに仕上げているように感じた。



①スレード中佐・・・アル・パチーノ

          中佐の気難しさ、生きにくさ、こわさ、おもしろさ、優しさ・・・
  
          360°すべて自分のものにしてしまったかのような演技。

          中でも最後、帰宅した中佐が姪の子供に

          三輪車乗せてくれよ、仲直りしようよ

          と言ってる場面がとても好き。


②カレン(中佐の姪)・・・サリー・マーフィ

             最初、この姪は中佐を悪い人ではないといいつつ
       
             邪魔に思っているのかと勘違いした。
 
             おそらく家族の誰からも敬遠されている叔父を

             引き取った彼女の優しさは、出かける際の叔父に挨拶する
   
             場面からにじみ出ている。子育てに追われ、おしゃれも遠のき、

             家の中もきれいとはいえず、裕福ではない。。。だけど、

             いい旦那さんと暮らして幸せそうだ。美人ではないのに

             なんかひきつけられる女優さんだ。



③チャーリーの学校の先生・・・フランセス・コンロイ

               彼女の登場はたしか最後の数分だけ。

               だけど、この短さの中にギュッと凝縮された未来がつめこまれている。

               なるほど!スレード中佐が人生をともにするならこういうタイプね!

               と、その後の生活を思わず想像させるような自然さがいい。

               おかげでエンドロールまで幸せな気分に浸れた。
         
               
      
               


             









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