勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

アミューズ ミュージアム

2012-02-07 21:21:25 | Weblog
 先日の被災地支援物産市で買い物をしたときに、抽選で当たった一枚のチケット「アミューズミュージアム開館2周年記念特別展」に行った。浅草寺境内の二天門横にある「AMUSE MUSEUM」は、浮世絵をはじめ、糸と針が織りなすアートの世界が待っていた。


 かつて布は希少で大切なものだった。一着の着物を世代を超えて着ることは当たり前、ほころびにはツギを当てたり刺し子で補強して大切に着たものだ。着古した衣類は細かく裂き、それを織って新しい布にしたり、パッチワークもそのひとつ。そんな布たちを「BORO」と称し、新しいファッションに甦らせるアートがそこにある。


 着古した布たちが味わいのある見事な衣類に変身し、「ボロ」が「BORO」に名を替えて、ファッショナブルに甦っている。館内はいまどき珍しく、展示物に直接手を触れることも、写真撮影もOKなのだ。




 一階に設けられた店舗では、手作りによる藍染のオリジナル品などが並べられ、見るだけでも飽きないが、気に入った一品を手に入れ、更にもう一品と財布を見ると持ち合わせがない。


 我が家からは近いので、改めて出直すことにして、消費文化と対極のアート、もったいない世界を堪能したひと時だった。
 

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
boro (正子)
2012-02-08 07:02:23
ぼろ懐かしい言葉です。ローマ字にすると
お洒落な感じ。昔はいろいろ工夫して布地
を最後まで使いましたね。最後は雑巾に。
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おはようございます。 (エー)
2012-02-08 10:18:27
凡人には、ただのボロでも、感性の豊かな人たちの手にかかるとこうして甦るんですよね?!
私、引っ越してきてから、だいぶ布に申し訳ない仕打ちをしてきたようです。。。(^^ゞ

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Unknown (カコ)
2012-02-08 13:08:36
へぇー素敵ですね?作家も素晴らしいですね?
当然、師匠もご存じと思いますがやはり昔のボロを使って見事に人形に着せて魂を吹き込む人形作家,与 勇輝!彼の作品とは河口湖のミュージアムで、出会いました。今度、浅草に行ったときは、是非のぞいてみます。
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ぼろ (ぱせり)
2012-02-08 15:38:23
お久しぶりです
こんにちは
この展示は新聞で知りました
いってみたいな~と思っていましたので
写真で見られて嬉しいです
パッチワークの原点ですね
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今晩は (コスモス)
2012-02-08 22:59:22
このお店の前、よく通っています、
二階の展示会場には上がった事はありません、
私には非常に興味もあり、勉強にも、ヒントも
早速行ってきます。
わくわくします。有難うございました。
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★リサイクル (勿忘草)
2012-02-08 23:37:37
◆ぼろ布(正子さん)

意味は同じでも表現によって印象が変わるのが面白いですね。
おしゃれな衣類から雑巾になるまでの過程も
今では見られなくなりましたね。

◆ボロBORO(エーさん)

ぼろ布も使い方によってはこんなにおしゃれになるとは、、、
究極のリサイクルですね。
ひどい仕打ちのぼろ布もポロポロ涙を流して泣いていたかも。。。

◆人形作家(カコさん)

与 勇輝さんの人形展には何度も行きました。
http://blog.goo.ne.jp/dance-fuji/s/%CD%BF%CD%A6%B5%B1
川口湖のミュージアムにも行ったことがあります。
生きているようなリアルさと可愛い仕草が
彼の世界を象徴していますね。
彼の人形はすべてそのままで立つというのも特徴のようですね。

浅草に行ったときには是非このミュージアムにお立ち寄りください。
楽しめると思いますよ♪

◆お元気でしたか?(パセリさん)

お休みが多かったようですがお元気なのですね。
布を扱う方にとってこのミュージアムは必見かと思います。
1度ご覧になることをお勧めします。

◆展示品(コスモスさん)

1階の店舗も、2、3階のミュージアムも見応えがあります。
手で触ることも、写真を撮ることもできますので
たくさん写真も撮って参考にするといいかも。。。
ミュージアムは4月1日までやってますよ。
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