勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

九里よりうまい十三里

2011-01-15 02:37:25 | Weblog
 14日の朝の関東地方は、今冬一番の冷え込みになったという。週末には、冬型の気圧配置が強まり、各地で大雪や強風など荒れた天候になる模様だとか。
子供の頃、冬の寒い日の落ち葉焚きが妙に楽しかった。不思議なことに焚火を囲むと、何故か煙を避けても避けても自分の方にばかり来るような気がしたものだ。


 切り絵作家の滝平二郎氏の絵のような焚火をする光景を、都会では見られなくなったが、焚火で焼いた焼芋が妙に美味かったことも、今は遠い昔の思い出となってしまった。そこで、先日上野公園の陶器市で買った陶板直火皿で焼芋を焼いてみた。僕にもあったであろう、無邪気な少年の頃を思い出しながら食べる焼芋が、こんな寒い日の心と身体を温めてくれる。


 ところで、さつまいものことを「九里(栗)より(四里)美味い十三里」というそうだ。九里+四里=十三里というわけだが、さつまいもと云えば川越、そのさつまいもの産地として知られる川越は、江戸から十三里の距離にあったことに由来するという。寒い日は、焼芋で温まるのもいいが、そのあとはくれぐれも臭いに気を付けましょう。∑(; ̄□ ̄A アセアセ