勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

3次元

2011-01-03 00:27:34 | Weblog
 10代からかけ始めた眼鏡との付き合いは50年近くなる。時には色眼鏡で人を見たり、洋服が透けて見える眼鏡があったらどんなにいいだろうと考えたこともあった(過去形です)。今手元にある眼鏡は、サングラスを除いても遠近両用や、PC用など5種類以上ある。そして今年から新しい眼鏡が加わった。


 この眼鏡、人の心が見えるわけでもなく、洋服が透けて見える眼鏡でもない。これは今はやりの3D眼鏡である。これで見るのは映画でもなく、テレビでもない。朝日新聞が今年から始めた、東京本社版・朝刊セット版の写真や広告が立体的に見える眼鏡なのだ。1月1日の別刷り8ページには富士山や沖縄美(ちゅ)ら海(うみ)水族館のジンベイザメの写真のほか、広告など3Dで見ることができる記事が満載され、不思議空間で埋め尽くされていた。

 人の目は左右でモノの見え方が違い、それを視差というそうだが、その視差を利用したものが3Dなのだそうだ。以前、家電量販店で3Dテレビを見たが、確かにその迫力は凄い。ただ、モノが飛び出して見える3D画像は、飛び出したモノに焦点を合わせるため、画面上のモノとのズレによる目の疲れで、映像酔いを起こすことがあるという。

 文明の進歩には目を見張るものがあるが、そのうち透けて見える眼鏡ができるかもしれない。そんな眼鏡で酔ってみたい気もするが、悪酔いなんてこともあるかも・・・(@_@)。僕が生きているうちは無理だろうが。。。