紅の蔵。敷地は400坪。
蔵は全部で5棟ある。
駐車場を作るために何棟かを壊したらしい。
その中にある蕎麦屋「紅山水」。
ここは紅花商人・長谷川家の蔵を改装した建物である。
長谷川家は江戸中期から続く旧家で、屋号は丸谷。
明治維新以前より紅花商人として隆盛を誇ったが、化学染料(アニリン)の登場で紅花は一気に衰退した。
以後は呉服商人に転じた。
テーブル席と座敷席がある。
柔らかく灯りを取り入れる障子戸が美しい。
メニューです。
せいろ蕎麦。
蕎麦粉は山形産のでわかおりを使っている。
揚げ茄子おろし蕎麦。
今日は暑いのでさっぱりした蕎麦もいい。
ここの蕎麦は角が立ち、黒い「星」が見える。
芋煮もあります。
山形は暑いと思ったら、なんと30度もある!
仙台への帰り道、笹谷トンネルを越えたら17.5度に下がった。
奥羽山脈を境に10度以上も気温が違う。