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【CUDA】NVIDIA GeForce GTX TITAN レンダリングテスト!

2013-03-22 23:40:47 | After Effectsを使ってみる(121)~(130)

GeForce GTX TITANのCUDAの能力をAfter Effects CS6のレイトレース3D、OctaneRender、AEのプラグインGenArts Sapphire 5でレンダリングして探ってみた!

この時期にCS6のアップデートは無いと思われるので、公式には対応していないが使えるようにしてテストをしています。

システム:GeForce GTX TITANは、米国Amazonで購入したEVGA Super Clockタイプのもの。ベースクロック 876MHz(836MHz)ブーストクロック 928MHz(876MHz)オーバークロック仕様です。

CPU:i7-920   RAM:48GB   PCI Express 2.0のため性能をフルに発揮することはできません。


・レイトレース3D

プロジェクトファイルは、「AE CS6 11.0.1 CUDA BENCHMARK PROJECT」を使用。

事前に計測していた Quadro 4000=18分11秒

GTX TITAN(通常モード)= 4分06秒

Pc_0223

GTX TITAN (倍精度モード)= 4分36秒

Pc_0224

倍精度モードにするとクロック周波数がブーストされないようです。
このあたりは、計算精度が重要なのでゲームモードとは違う性質のものになっています。
結果だけを見れば、レイトレース3Dに倍精度はあまり関係ないようです。

TITANは、オーバークロックのツールも使えるので、GPUのクロックを少し上げてテストしてみました。

GTX TITAN(通常モード オーバークロック)= 3分54秒

Pc_0225


・OctaneRender

3D用のGPUレンダラーであるOctaneRenderは、GPUだけでレンダリングしているのでCPUのファンは静かです。

レンダリングしたシーンは、ベンチマークテスト用です。

最後までレンダリングした時間を計測しました。(ベンチマークテストは Ms/secの値だけ測ればよい)

GTX TITAN(通常モード)= 26分24秒  6.23Ms/sec

Pc_0226

GTX TITAN (倍精度モード)= 29分06秒  5.61Ms/sec

Pc_0227

こちらも倍精度はあまり関係なさそうです。倍精度は流体のシュミレーションとかで有効なのか?


・GenArts Sapphire 5

このプラグインもCUDAに対応しているので、GPUを変えると処理速度がアップします。

過去のQuadro 4000を使用した動画と比較しています。

システムは、GPUとRAM以外の条件はほぼ同じですが、画面キャプチャーの方法が少し変わっているかもしれません。

Quadro 4000 約49秒 → GTX TITAN 約34秒

おまけで、OpenGLインタラクティブでRAMプレビュー(途中まで)
Quadro 4000 約22秒 → GTX TITAN 約19秒





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