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CGソフト★なんでも覚書 <gooブログ版>

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【After Effects】ノーマル + UV マッピングを試す:Part 12 "コンポジット編"

2009-09-17 23:40:35 | After Effectsを使ってみる(166)~(170)

LightWave 3D のサードパーティプラグイン「Normal Map Create」は、ローポリの3Dモデルに ハイポリ 3Dモデルで作ったノーマルマップを利用する事によって、ポリゴンが少なくても綺麗に見せます。

下図は、チュートリアルのサンプルモデルをレンダリングしたものです。
どちらも同じポリゴン数です。

Ae_0341


主にゲーム用途で使われる技術ですが、このプラグインからは、ノーマル(法線)マップの UV マップも出力できるので、After Effects を使って エフェクトを試してみました。

3Dソフトで ノーマルマップでレンダリングしても 良いわけですが、ちょっと遠回りをして、フィルター「Youveelizer」(又は "RE:Map"高機能)と プラグイン「Normality」を使っています。

LightWave 上で、ローポリモデルに UVパスをUVマッピングします。(参考記事へリンク

Ae_0342

Normal Map Create で出力したノーマルマップのUVテクスチャーは、サンプルの物を使っています。
ハイポリモデルから ローポリモデルに合わせられた ノーマルマップのテクスチャーが自動で生成されます。

Ae_0343

After Effects のコンポジットは、レンダリングしたファイルから 「RAW カラー」、それと UV テクスチャー を使って、「Youveelizer」でマッピングします。

Ae_0344

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3Dソフトでレンダリングする際は、アンチエイリアスを"OFF" にしておきます。
"ON" にしてレンダリングすると、継ぎ目が目立ってしまいます。

Ae_0346

これに Normality を適用すると、3Dソフトのレンダリングの様になります。(ライトは、After Effects のライトを使用)

Ae_0347

Normalityは、影は できませんが、リアルタイムで レンダリング結果を確認できるスピードは、3Dソフトと比べて何より優れているところです。
色の変更や、Youveelizer を使えば、後から ペイントや動画などを組み合わせられます。

Ae_0348


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【After Effects】UV マッピングを試す:Part 11 "コンポジット編"

2009-09-15 00:09:49 | After Effectsを使ってみる(166)~(170)

<Motion Vectorパス>
3Dソフトから OpenEXR 形式で出力できるパスの中には、After Effects では使えないパスもあります。
Motion は、RGB チャンネルで出力される 動きをデータ化したパスと思われます。

Ae_0337


現在、このパスが利用できるのは、Nuke だけかもしれません。
After Effects でも市販のプラグイン Re:Vision Effectsの「ReelSmart Motion Blur」を使えば、Motion Vector パスで高度なモーションブラーを表現できるようです。

RSMB 専用のMotion Vector パスの出力する方法は、3Dソフトによって プラグイン等が提供されています。
LightWave 3Dの場合は、Richard Nichol のプラグイン「Lightwave Motion Vector Plugin」などがあります。

Ae_0317

レンダリングすると、R、G チャンネルだけで描画された 全体が黄色の 画像になります。

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小さな動きでもある箇所は、Rチャンネルか、Gチャンネルの数値が変化しています。
RSMBは所有していないので、デモ版で試してみました。

デフォルト設定で、Motion Sensitivity を"70"

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小さな動きでも、モーションブラーの大きさを自由にコントロールできます。
サンプルにレンダリングしてみましたが、普通ではモーションブラーが出にくいような、ゆっくりしたシーンにデフォルト設定で適用しているので、違和感があります。

サンプルムービー QT 9MB

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【After Effects】UV マッピングを試す:Part 10 "コンポジット編"

2009-09-13 00:15:58 | After Effectsを使ってみる(166)~(170)

Minning サイトに、After Effects のプラグイン「Normality」が、一部のユーザーに誤解されている件について説明が掲載されています。

その中に、Youveelizer は Pixel Bender のスクリプトという文言が出てきます。
プラグインとは技術的に違うものならば、"Pixel Bender フィルター" や"エフェクト"等と呼んだ方がいいかな・・・

尚、Pixel Benderのスクリプトをインストールするフォルダーは"Plug-in" です。


【After Effects】UV マッピングを試す:Part 9 "コンポジット編"

2009-09-11 23:59:04 | After Effectsを使ってみる(166)~(170)

<Shadow パス>
影の部分だけ白くなるパスです。

Ae_0313

出力で影をONにすると、Diffuse Shading パスにも影が描画されます。

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Diffuse Shading パスは、影をOFFにして出力し、影をONにして出力した Shadow パス と合成すると "ぼかし"などのエフェクトが適用できます。
Shadow パスからトラックマットで、影だけを抽出

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ぼかし(ガウス)、不透明度で調整して「乗算」で合成。

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<Transparency パス>
透明度のパスです。今回は、このパスに プラグイン「Youveelizer」を使ってみます。

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フラッグに穴が開いたようにするために、「CC Spilit」などを使ってテクスチャーを作ります。

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UV パス に「Youveelizer」を適用し、「入力 2」にテクスチャーを選択します。
白は不透明で、黒くなるほど透明になります。

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フラッグの RAW パス にも穴を開けておきます。(テクスチャーに汚れた布の写真を使っています)

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RAW パス 及び Diffuse Shading パス を 透明度のTransparency パス とトラックマットを使って、穴が開きます。

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