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今年の初めから読み始めたジャンクリストフを先日読了しました。
全4巻中4巻の後半になってからは、読み終えるのが怖いような気がして、1日10ページくらいのペースでした。
最後の「おわり」にたどり着いたときは、ある意味感無量でした。
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大河小説というのはこういうものを指すのでしょうね。
クリストフの成長に伴い、様々な人間模様が描写され、それによりクリストフか感化されていく過程が丁寧に描かれています。
時には写実的に、時には心理解剖のように、そして時には音楽やポエムのように自在に書き分けるロマンロランの筆力には圧倒されます。
しばらく余韻に浸り、次に取りかかる小説を決めようと思います。
toko