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村田晃嗣教授講演“トランプのアメリカと世界”を聴講

この週末の土曜日の午後、神戸国際大学で、同志社大学前学長の村田晃嗣教授の“トランプのアメリカと世界”という演題での講演があり、聴講したので報告したい。 しかし聞き終わって、何か突飛で独創的な発想があった訳ではなかったので、少々失望した。気付けば講演冒頭での問題提起、日本の人口減少にどう対処するべきか、については何ら触れることはなかった。少なくとも、解決の突破口の提示くらいはするべきではなかったか。講演はいささか、演題とは乖離した内容のような印象もあり、逆に演題にそった彼のライフ・ワークと思える部分の成果についての発言は避けたようにも見える。やはり素人の高齢者を相手にした駄法螺話、否それにも劣る内容ではなかったか。 それに村田氏は政治学はやっていても、軍事には疎いように見える。米軍は北を攻撃できない、とは偏った希望的見解のように私には思える。プロの学者ならば政治の延長としての軍事も知っておくべきだ。 また日本の国民の政治レベルについて最後に言及しているが、この問題こそ重要な政治学課題だと考えるが、これにも解決策の手掛かりを明示しなかったのは、日本の法学・政治学者としては怠慢ではないか。それに、少々報道等の細かい情報に無頓着のところがあるようにも見える。 . . . 本文を読む
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