Pastorale

サヴァトラ猫との今日いちにち

がんばれ

2011年05月30日 | 日記
今年は4月に初めてやって来たツバメくん。



10日ほど後の14日、奥さんも・・・



それから一週間ほどで新居完成。



・・・ていうか、去年の古い巣に
そのまま入居しちゃいそうだったから
ホウキでつついて落としてやったら
仕方なく新しく作り始めた。

意地悪してるみたいだけど、
古い巣で子育てしていて子供が大きくなった時
重さに耐えられなくなって巣ごと落ちたことがある。

「なまかわしちゃイカン」とおばあちゃん。
岐阜弁?で横着するなってこと。

そしてその存在をすっかり忘れていたら・・・
「チチチチ・・・」
ささやくような子ツバメの声が聞こえてきた。

今では・・・



「ジュジュジュジュ

いつの間にか大きくなったツバメの子供たち。
こうなるとしっかりした巣でないと・・・
特に我先にとエサをねだって前のめりになると
そのままみんなで落下・・・ってことになる。



昨日は台風でゴハンが運べなかったから、
今日は夜七時すぎまでがんばっていた
ツバメの父さん母さん。

お疲れ様。
あともうちょっと、がんばって。



柿畑

2011年05月27日 | 畑の仕事

ここ数日うっとおしい天気が続くので
ちょっと爽やかな画像をお届けします。



毎年5月は柿の芽の摘蕾(てきらい)作業です。
要は間引きです。
たくさん生った柿の小さな花を
プチプチ取ってゆきます。

これが楽しいのです。
でも柿畑に行くまでが・・・オシリが重い。
なにしろパートが休みの、
ホントならのんびりしたい日に行くわけですから。

この作業と柿の収穫のある間は休日はナシです。

でもこうして家族が楽しく暮らせるのは
柿サマサマなのです。

息子たちが勉学に励めるのも柿サマサマなのです。
父と母の稼ぎだけでは大学や専門学校にはやれません。
学校どころか日々の暮らしもままなりません。

半分本気の冗談はさておき・・・
行けば行ったで畑は楽しい。
空は青く、風は心地よい・・・



珍しい柿の花をごらんアレ。

珍しい・・・と言えば、
今年は畑から面白い光景が見られます。



隣の畑は柿の木を抜いてしまって、
砂利を掘る作業中。
これがなかなかよいお金になるらしく、
近隣の後継者のない柿農家は軒並み
柿の木を抜いてしまいました。
伐採から全て砂利の業者がやって
農家は砂利の代金を頂いて、後は水田になるそうです。

柿畑の維持は大変ですが、稲作よりはお金になります。
でも木の選定から摘蕾・摘果、消毒、収穫・・・
すべて手作業です。
稲作はほぼ機械です。



広い広~い濁った即席の湖の出現。
去年までは緑の柿畑が続いていたのに、
なんだか不思議な景色です。

息子たちが小さかった頃、
こんなダンプやショベンルカーが大好きだった・・・

走る走る働く車~








サラバンド

2011年05月26日 | 音楽

昨年の秋のことです。

テレビで「炎の天才ゴッホ~120年目の真実」
という特番を見ました。
名古屋のゴッホ展を見に行く予定だったので
参考のため見ていました。

その番組の中でとってもステキな曲が・・・
聴いたことあるけど、なんだっけ・・・
思い出せない~

こういうことよくありますよね。

クラシックの曲でしたが、
暗めの弦楽器の演奏が心に響く・・・

気になってmixiのクラシックのコミュで質問。
でもCMとかドラマの中で流れていた曲ならば
耳にした人も多いからお返事もあるでしょうが、
特番だったし、絵画が好きで音楽も好きで
なおかつその番組を見ていた人は・・・
どうやらいなかったようでした

以前見た二時間ドラマの刑事もの
(十津川警部だったかも)では
パソコンにつないだキーボードをたたいて
「こ、これは○○地方の子守唄、 
 す、すると犯人は・・・」
なんてやってましたが
我が家にはそんなハイテク機器はない。

メロディ検索のHPで調べてもわからず
私の中でお蔵入りになっておりました。

ところが先日、DVDに録画した古いドラマ
(相棒の前シーズン)を見ていたら
な、なんと日産の高級車のCMに聴き覚えが・・・

早速日産のHPを検索して判明致しました
ヘンデルの「サラバンド」

CMでは女声の歌だったので雰囲気が違っていました。
原曲もチェンバロなのでやはり違う印象。
(ハープシコード組曲「サラバンド」ですから・・・)

私が聴いた弦楽器の演奏に一番近いものを試聴して
アマゾンで買ったものが本日届きました。

ゴッホの真実が明かされる衝撃的な場面に使われていたので
ちょっと暗めな印象でしたが
じっくり聴くと、荘厳な感じ・・・

また大事な宝物が増えました。

千円で手に入る私の楽園・・・

値段はともかく、
多くの人に長い年月愛されて残ったものは
やはり人類のお宝だと思います。







ももちゃん知りませんか?

2011年05月25日 | 日記
いつも行くスーパーの入り口に
迷子の張り紙がありました。

  名前・・・ももこ(メス、1才)

ピンクの首輪をした可愛いシマ猫です。
ウチのにおんちゃんと同じシマシマ・・・
もう数ヶ月も行方知れず・・・
飼い主さんは心配だろうな・・・

なんて思って数日が過ぎたころ・・・
ロッキーのごはんをあげていると
「にゃ~」
と物陰から猫のなく声が・・・

よく見るとシマシマの猫。
マサカにおんちゃん脱出!?
と思ったほどのシマシマ。

でも我が家のにおんちゃんは見事な丸顔。



なき声の主は目の寄った面長なお顔。
この目のより具合・・・もしやももちゃん!?
でもそれは男の子でした。

でもソックリなので勝手に「ももちゃん」
「ももたろう」と呼んでいます。
ロッキーのごはん時に必ず現れます。
そしていじましく「にゃ~」となきます。

家族に内緒でにおんちゃんのごはんをわけてあげました。



すると・・・すっかりわがもの顔で庭でリラックス



でもここ最近、顔を出さない・・・



「どなたかももちゃんを知りませんか?」



・・・こういうの本末転倒って言うんでしょうか?
なんか違うような・・・
  






Pastorale

2011年05月23日 | 日記
日記のタイトルを変更いたしました。
たいした理由はないのですが・・・

2008年に知人に誘われmixiを始めました。
その後このブログを始めたのですが、
お顔も知らない色んな人とお友達になったり、
自分自身の心の整理をしたり、
日記だと三日坊主になってしまうところ
何年も続けることができ備忘録になったり・・・
なにより生活が楽しくなりました。

実生活での友人知人には知らせてありません。
浮き世(憂き世?)のしがらみのない場所で
自由に思ったこと感じたことを綴っています。

なのでタイトルに某有名愛猫の名前は・・・と思いまして。
(冗談ですけど)

これからも変わらずよろしくお願いします。

ばら公園

2011年05月22日 | お花
第二弾をお届けします、前回の反省を踏まえて
ピンク以外のばらを・・・

今日の夕方、自転車で行ってきました。
自転車だと5分弱、歩いても15分くらい。
以前はこの季節は毎日ロッキーと通ったのですが
もうご高齢のため往復30分はキツそうです。

まず、ばら公園前のバス停の花壇のばら。
「シャルル・ド・ゴール」だと思います。



こちらはとてもよい香りです。
昨日の「フリージア」とはまた趣の違う香り。
例えるなら・・・昔お母さんの鏡台の中から
コッソリ出してかいだ香水のようなレトロな香りです。
色も淡い藤色です。

この後はまた素人写真の羅列です。
お楽しみください。









こちらは「シャンテロゼミサト」↑



これは満開の「フリージア」夢心地で深呼吸です。









こちらは「ラローズドゥモリナール」↑







色とりどりのばらが満開です。



花壇の最前列は小さな黄色いばら・・・



ばら公園へと続く道は「ばら街道」
このあたりはかぐわしい香りでいっぱいです。








におんのばら

2011年05月21日 | お花
シャロンのばら、という
パッチワークのパターンがありました。
聖書の中の詩にもあったような・・・
(聖書の方が本家でしょうね)

昨日はばら公園のばらを見ていただきましたが、
今日は我が家に咲いたばらを・・・
なるべく増やさないように、と心がけているので、
ほんの少しですが。



「プレイガール」です。
フリフリのスカートをはいた
ちょっと気の多い可愛い子、って感じですね。



そして「ストベリーアイス」改め、
「ボーダーローズ」
ストロベリーアイスを枯らしてしまって
ばら公園の直売所に買いに行ったら
「どっちもおんなじようなもんや」
とチョ~アバウトなおじさんに言われましたが・・・
昨日のばら公園の写真と見比べると
こちらの方が淡いピンクで好みかも・・・
ずいぶん前に枯らしてしまったのもこのばらでした。



そしてこれは一番長く育てている「アンジェラ」
とても育てやすいそうで、
枯れずに毎年楽しませてくれます。
我が家は植木鉢でコンパクトに育てていますが、
つるばらです。

アンジェラは2鉢あるのですが、
ひとつは前に知り合いの方からもらった苗です。
もうどちらがどちらかわからなくなりましたが、
アンジェラが咲くたびに、故人となってしまった
その方を思い出します。

特に親しくしていたわけではないのですが、
ロッキーの散歩の時に偶然会ったときも、
「ちょうどカメラ持ってるから・・・」
と近所に咲く枝垂桜の下で写真を撮ってくれました。
枝垂桜が咲いた時も思い出します。
もう写真はなくしてしまったのですが、
二人で並んだ映像はしっかり記憶に残っています。

花にまつわる思い出がある人は、
毎年その花が咲くたびに思い出してもらえますね・・・



最後にまだつぼみの「フリージア」
ピンクのばら好きの私が
「今度こそピンク以外の苗を買うぞ!」
と意を決して最近買った苗です。
(買ったばかりなのでベランダで過保護にしています)
このばらは夢のようないい香りがします。
文章でお伝えできなくてとても残念です。

フリージアが咲いたらまたごらんにいれます・・・

とてもよい季節になりましたね。
昼間は暑いですが日が暮れるといい風が出てきます。
この頃の夜風の匂いがとても好きです。
なつかしいような・・・
近づく夏を感じる匂いで、
子供の頃はワクワクしたような・・・

そうそう、あとひとつだけ・・・
(どっかで聞いたようなセリフ)
つるばらをなぜ植木鉢で育てているか・・・



庭はおばあちゃんの「仏花専用」なの
見事なキンセンカの大群です。
でも仏さまのお花もしょっちゅう買うと家計に響きますから・・・




ばらまつり2011 がんばろう日本

2011年05月20日 | お花
岐阜の片隅でも「がんばろう日本」と銘打って
毎年恒例のばらまつりを開催しております。

古いデジカメで素人が撮ったものですが
みなさんの心の慰めになれば幸いです。

ばら苗のシェア日本一といわれるわが町。
今から14年前にばら公園ができました。
昔の小学校の跡地だったところに・・・

14年前の五月、当時一緒に働いていた人から
「知り合いの家に子犬が生まれたからもらいに行く」
という話を聞いて、我が家にもお願いできるかしら・・・
と便乗してもらって来たのがロッキーです。

長男は小学二年生。
一緒にもらいに行く?と聞いたら
「ばら公園で遊ぶ約束があるから行かない」
と断られ、保育園年長だった次男と行って来ました。

本題です。いつものごとく「カクテル」がお出迎え。



あとは素人写真の羅列をお楽しみください。
いちいちネームプレートがありましたが
メモしながら写真を撮るのも怪しいので・・・
(要するにめんどくさいのです)



これは「ミュージック」大好きなばらです。
これだけは名前がわかります。




  

 



 



 


うわ~なんだかピンクのばらのオンパレード
実物は微妙に違うピンクでそれぞれ美しいのですが・・・
それにやはり自分の好きな色に目がいきます。


 



 


アーチが壮観です。甘く麗しい香りが一面に香っています。


 



 


またまたピンクです・・・
黄色も濃い赤もたくさん咲いていましたが・・


 


こちらはかがまないと撮れない小さなばら。
向こうに長男が遊んだであろう遊具が・・・

仕事帰りにちょいっと寄って来ました。
県外からもたくさんの人が見に来ていました。

ホントは昨夜ブログでお友達のベランダガーデンのばらを見て
同じようなばらが欲しくなって寄ってみたのですが、
たくさんのばらを見て、もうおなかいっぱい・・・
世話いらず農薬いらず水やりいらずのばら公園のばらで
今年は満足・・・

もう盛りが過ぎたばらもありましたが、
つぼみもいっぱいでした。
お近くの方はどうぞいらしてください。





五月

2011年05月19日 | 日記
風薫る五月・・・



空は高い・・・



光もまぶしい・・・




そんな五月に我が家にやってきて、はや14年・・・



すっかりおじいさんですが、いつまでもかわいいロキちゃん。
(しっぽのあたりに老齢が・・・

いつまでも元気でいてください。

風薫る・・・とはいえ、なんだか甘~い香りが・・・と思ったら・・・



ミカンの花が咲き始めました。

Viva Villazon!

2011年05月18日 | 音楽
先日アマゾンで買った千住真理子さんのCD。
「ナポリに響くアリア」
とってもステキなんです。

プッチーニの曲の数々や、その他オペラの曲が
美しいヴァイオリンの音色で演奏されています。

その中にサルスエラの曲も。
サルスエラはスペインの歌劇なのですが、
ヴァイオリン演奏もステキですが、
ぜひ原曲を聴いてみたい!!
と言うことでまたまたアマゾンをポチってしまった・・・

大好きなヴィラゾンのサルスエラのCDがあったので・・・
買うしかないでしょう!しかも格安。
ありがたい世の中です。

夫は音楽には全く興味はなく、
ないどころか「うるさい、頭が痛い」
という原始人のようなヤカラ。

夫はテレビでスポーツ観戦しながら興奮して雄たけびをあげる。
私はスポーツは全く興味がなくルールもチンプンカンプン。
スポーツに心を動かされることはない。
唯一スケートは音楽も美しいのでたまに見るけれど、
やたら回転成功だの、失敗だの、
そればっかりアナウンスされると興ざめ・・・
点数つけたり順位つけたりするのがイヤなんです。

でも・・・音楽には心を揺さぶられます。
ヴィラゾンのサルスエラ「恋人よ、わが命よ」
どんだけでも泣けます。
ベートーヴェンの5番の2~3楽章でも泣けます。
いつでもどこでも泣けます。
(冒頭のジャジャジャジャ~ンはベタすぎますが・・・)

ヴィラゾンの声には憂いを感じます。
テノールではパヴァロッティとカレーラスも好きです。
パヴァロッティには太陽のような暖かさを、
カレーラスには清流のような清清しさを感じます。
ドミンゴは・・・ヴィラゾンの師匠だそうですが、
あいにく私には魅力がわかりません。

歌手の方の歌を聴いていると、
努力だけではどうにもならない天性の物を持ってる方がいますね。
人間の身体自体が楽器のようであって、
生まれ持ったすばらしい楽器の方・・・

もちろんご当人も勉強や努力もなさっているでしょうが、
努力を重ねても追いつけない天性の楽器・・・

聴いているだけで夢心地・・・
天国とはかくのごとき・・・

そんなすばらしい声を持った方を何人か宝物にして、
こっそり一人で楽しむのが幸せ・・・

ボルチモアキルト8

2011年05月09日 | パッチワークキルト
トップが完成しました。



連休中はひたすらまわりの葉っぱをチクチク・・・
そして今日は赤い実をチクチク・・・

色あわせなど、少々気に入らないところもありますが
こうしてつないで広げて見ると嬉しいものです

長生きして、また勉強して
ボルチモアキルトⅡでも作れれば幸いです。

今はとりあえずトップの完成を喜び、
さぁキルティングです。
(その前に刺繍糸で補足あり)

そうそう、先日撮り忘れた真ん中の花かご。
こんな感じです。



ちょうどかご柄の布があるので重宝しています。

このパターンを縫っている間に大きな地震がありました。
亡くなった方にお供えするお花のように思って縫いました。

今まで作った色んなキルト、
その季節や行事にあわせて飾って眺めていると
キルトを作っていた時のことを思い出します。
その時の出来事だったり、その時の気持ちだったり・・・

一番想いが深いのはやはり、
受験生だった息子の帰りを待ちながら深夜まで縫ったキルト。

今は苦しい想いなど何もなく
のんびり好きなように好きなものを縫っています。

それもひとつの幸せかなぁ・・・
いえ、一番の幸せかな・・・





新緑

2011年05月02日 | 音楽
緑がまぶしい季節です。
田園地帯のわが村は新緑が鮮やかです。



大事に育てているワイルドストロベリーも
ピンクの可愛いお花が咲き始めました。



これまた大事に育てているオリーブですが・・・
大変なことになっております。



ばあちゃん作のオブジェ
まぁいいけど・・・新芽も出始めてるんだけど・・・

GWはどのようにお過ごしですか?
私はいつもと変わらず・・・休みだったり仕事だったり・・・
でも色々考えると楽しく働けるのはありがたいことです。

ちょっとステキなCDを手に入れました。
千住真理子さんの古いCDです。
大好きなアリアやら、イタリア民謡からサルスエラの曲までが
美しいヴァイオリンで奏でられています。

ファン暦30年以上・・・彼女のヴァイオリンを聴くと、
初めて彼女の演奏をテレビで聴いた少女のころの
みずみずしく素直な私が心のすみっこによみがえります。
カンツォーネとかも大好きでよく聴いてました。

いったいどんな中学生だったのでしょう・・・
ババくさい、というよりジジくさい女の子でした。
今やっと体が感性に追いついた感じです。

今日はお休みだったのでタワーレコードでじっくりお買い物。
ずっと探していたモーツァルトの「セレナード第10番」もGET

モーツァルトが好きになったのは40歳をすぎてから。
それまでは嫌いでした。
でも好きになる努力はしていたので「アマデウス」を観て
「グラン・パルティータ」を聴くようになり
やっと理解できるようになりました。

食わず嫌いはしません。なんでも食べます。

さっき携帯(リスモ)に二枚とも入れたので
これから携帯をジップロック二枚重ねにして
お風呂でのんびり「グラン・パルティータ」
一週間の疲れをとります。

心から幸せを感じます。
本当にありがたいことです。