Pastorale

サヴァトラ猫との今日いちにち

近~い♬

2017年03月22日 | 音楽

プラハ交響楽団のコンサートに行ってきました。

昨年の11月にチケットを買って、とっても楽しみにしていました。

(開演前なので撮ってもよかったでしょうか・・・)

近~い!

オペラグラスをなくしてしまったのでわざわざ買って行きましたが、

こんなに近くてそんなもののぞいたら恥ずかし~ってくらい近い。

後ろのおばさまたちも「今日はとってもいい席ね~♪」と大はしゃぎ。

昨年初め千住真理子さんお目当てにプラハ響を聴きましたが、

その時に大ファンになってしまったティンパニのスヴァトプルク・チェクJr.

今年も健在でしたが、パフォーマンスがちょっとおとなしめ・・・?

 

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、

真理子さんのCDで、それこそ擦り切れるほど聴いた曲。

(CDも擦り切れるかしら・・・?)

今回は成田達輝さんという若いヴァイオリニスト。

「まぁ~可愛い♡」と後ろのおばさまたち、大興奮。

けなげで一生懸命な演奏でした。ナントうちの次男と同い年。

そりゃ孫のようなものですもの、おばさま大はしゃぎ。

 

そしてスメタナの「わが祖国」

2曲目の「モルダウ」は有名ですが、1~3曲目まで。

ずいぶん前に唯一の、音楽が共通の趣味のじいさまに借りた「わが祖国」、

コピーさせてもらっていたので予習として全曲を聴きましたが、奥が深いですね。

しかも今回は以前WOWOWで見てとっても好きだった「地球見聞録」、

そのチェコの回のDVDまで買って予習。

 

ヴィシェフラド、冒頭のハープの音色がステキで、

さらに奏者の女性の金髪のロングヘアが絵画のような美しさ。

モルダウ、いえブルタヴァの川のさざ波のようなフルート、

もちろん、ティンパニもノリノリ♬

アンコールはやはりスラブ舞曲から15番、成田さんのアンコール曲はパガニーニでした。

 

楽しい一夜でした。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017年03月17日 | お花

枝垂れ梅が咲いたので携帯片手に庭に出ました。

我が家の梅はかなり遅咲き、桜に押し出されそうになって咲きます。

今日は風は強いけれど素晴らしく快晴。

この角度がいいかしら、こっちから撮ったらどうかしらと、

そのわりには大した出来でもない写真を撮っていると、

裏のほうからとってもよい香りが・・・

沈丁花の花も満開、そして・・・

数年前に枯れかけたサクランボのなる木も順調に成長しています。

今年は何粒サクランボがなるでしょうか。

もうその名前も季節外れですがクリスマスローズも今が盛り。

赤いのと白いのがたくさん咲いています。

 

お庭は花盛りですが、ちょっと気分が落ち込むことがありました。

先日のお休みに久しぶりにパソコンをいじっていたら・・・

こんなの見つけてしまいました、ユトリロ展。

もう終わっとるやないけ~(なぜか変な関西弁?)

ユトリロは大好きなので、いつかたっくさんのユトリロの絵を観てみたいと思っていました。

今までの絵画展でも何度か観ましたが、たった一枚ずつ、

しかもなぜか図録にも載らず、ポストカードもない。

ゴッホとゴーギャン展なんて、これでもかっ!とばかりにポスターをみかけたのに。

宣伝不足だわ

仕方ないのでヤフオクで買いました、ポストカード3枚。

大事に額に入れて、せめてもの慰めに毎日ながめています。

あ~あ、次はいつ観られるでしょうか・・・

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴッホとゴーギャン

2017年03月10日 | 美術館など

今年の初めから始まった「ゴッホとゴーギャン展」

美術館とコンサートホールは同じ建物の中にあるので、

コンサートに出かけるたびにポスターを見かけて

昨年からずっと楽しみにしていました。

でも・・・なんだかいろいろと都合が悪くて、

もう何日もない・・・

しかもそんな母の気持ちも知らず、珍しく長男が観に行って

「とても感動的な展示だった」とのこと。

 

義母の目もようやく落ち着いたので出かけてきました。

もともとゴッホは大好きです。

ゴーギャンの絵もずいぶん前に「我々はどこからきたのか・・・」を観ました。

その時の一連のタヒチで描かれた作品はなかなか興味深かったのですが、

ゴッホの初期の作品と同じく、ゴーギャンの暗い絵画はあまり好みではない。

でも展示の一番最後に飾られていたゴーギャンが描いたひまわりの絵、

息子も私もそれに感動しました。

 

以前行った岐阜県美術館の「樹をめぐる物語」も工夫を凝らした展示でしたが、

今回も面白い展示でした。

ゴッホとゴーギャンの二人の画家の関係に焦点を当てた展示。

二人がお互いに影響しあって、それが作品に投影されたり、

またその関係が破綻し、ゴッホが亡くなり・・・

もうただ単に有名な絵画をたくさん並べるだけでは人は呼べないってこと?

名古屋ボストン美術館も閉館するっていいうし・・・

あそこはそこそこ空いていて私は好きだった(だから閉館なのよね

今回は平日にも拘わらずすごい人出でしたよ(おばあさんばっか

 

ゴッホとゴーギャン、

二人の関係は破綻して、ゴッホは自死、ゴーギャンもタヒチに旅立つ。

ゴッホが亡くなってから十年以上たったころゴーギャンが描いたひまわりの絵。

人の心の中なんて容易にわかるはずもないけれど、

彼はどんな思いでこの絵を描いたのか・・・と考えると、

おもわず涙があふれていましました。

ちょうどその時は最後に飾られた絵を観ている人はいなかったので幸いでした。

絵を観て涙ぐむオバサンなんて、傍から見たら不気味でしょうね。

 

帰りの電車の窓から、モクレンのつぼみがふくらんでいるのが見えました。

母はこの花が大好きで、街角で見かけると嬉しそうにしていました。

きっとゴーギャンもひまわりを見てゴッホを思い出したのでしょうね。

 

私がいなくなった後、だれが何を見て私を思い出すのでしょうか・・・

今は「別に誰にも思い出してもらわなくてもけっこうよ」なんて思いますが。

年老いたらまた思うところも違うのでしょうね。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岐阜駅前

2017年03月03日 | 日記

久しぶりの更新です。

ヒヤシンスの芽が顔を出しました。クリスマスローズも満開。

実は1月の終わり、夫の母の片目が急に見えなくなり、

しばらくは近所の眼科に通っていました。

そう、ワタクシ、インフルエンザ中にも送迎しました。

でも一向に治る気配がなく、岐阜の駅前にある眼科を紹介されました。

そして先日、手術も無事終わり、順調に回復しています。

目の奥の細い血管が詰まって、血液が流れ出たとのことです。

普段自家用車での移動が主の岐阜農村部の住民、

駅の真ん前の病院は遠方から電車で来る人には便利ですが、

駐車場から遠いので私はもっぱら運転手。

病院のビルの真ん前で夫とその母を下し、

夫は母の手を取って病院へ・・・

といっても片目は見えるので少々大げさですが、

とにかく大事なママの一大事、夫はある意味トランス状態。

・・・大変でした・・・

(別に一般的なマザコンではないのですが)

おばあちゃん、体を労わっていつまでも元気でいてね。

そうでないと、私の方が先に倒れてしまいます。

(看護疲れではなく、夫疲れ

 

二人を下し病院へ向かう途中の信長様。

黄金です。

今年は信長公が岐阜に入城し、岐阜と命名してから450年だそうで・・・

中途ハンパだよね、でも500年目には私はもうこの世にはいないから・・・

と言ったら次男が「案外元気でいたりして」。 102歳だよ・・・

普段は名古屋行の電車の窓から見るだけの岐阜駅。

真っ赤なバスは清流ライナー。電車みたいにジャバラでつながっている長いバスです。

車内の天井には長良川の鮎が描かれているそうな・・・

大学病院へ行くとよく見かけます。

今度このバスに乗って岐阜市内をぐる~っと回ってみたいなぁ。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする