Pastorale

サヴァトラ猫との今日いちにち

Viva Villazon!

2011年05月18日 | 音楽
先日アマゾンで買った千住真理子さんのCD。
「ナポリに響くアリア」
とってもステキなんです。

プッチーニの曲の数々や、その他オペラの曲が
美しいヴァイオリンの音色で演奏されています。

その中にサルスエラの曲も。
サルスエラはスペインの歌劇なのですが、
ヴァイオリン演奏もステキですが、
ぜひ原曲を聴いてみたい!!
と言うことでまたまたアマゾンをポチってしまった・・・

大好きなヴィラゾンのサルスエラのCDがあったので・・・
買うしかないでしょう!しかも格安。
ありがたい世の中です。

夫は音楽には全く興味はなく、
ないどころか「うるさい、頭が痛い」
という原始人のようなヤカラ。

夫はテレビでスポーツ観戦しながら興奮して雄たけびをあげる。
私はスポーツは全く興味がなくルールもチンプンカンプン。
スポーツに心を動かされることはない。
唯一スケートは音楽も美しいのでたまに見るけれど、
やたら回転成功だの、失敗だの、
そればっかりアナウンスされると興ざめ・・・
点数つけたり順位つけたりするのがイヤなんです。

でも・・・音楽には心を揺さぶられます。
ヴィラゾンのサルスエラ「恋人よ、わが命よ」
どんだけでも泣けます。
ベートーヴェンの5番の2~3楽章でも泣けます。
いつでもどこでも泣けます。
(冒頭のジャジャジャジャ~ンはベタすぎますが・・・)

ヴィラゾンの声には憂いを感じます。
テノールではパヴァロッティとカレーラスも好きです。
パヴァロッティには太陽のような暖かさを、
カレーラスには清流のような清清しさを感じます。
ドミンゴは・・・ヴィラゾンの師匠だそうですが、
あいにく私には魅力がわかりません。

歌手の方の歌を聴いていると、
努力だけではどうにもならない天性の物を持ってる方がいますね。
人間の身体自体が楽器のようであって、
生まれ持ったすばらしい楽器の方・・・

もちろんご当人も勉強や努力もなさっているでしょうが、
努力を重ねても追いつけない天性の楽器・・・

聴いているだけで夢心地・・・
天国とはかくのごとき・・・

そんなすばらしい声を持った方を何人か宝物にして、
こっそり一人で楽しむのが幸せ・・・
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする