Pastorale

サヴァトラ猫との今日いちにち

ニーチェの言葉

2016年11月18日 | 読書、詩など

人と心が通じ合わなかったり、人から心無い言葉を言われたりして

ちょっとへこんだ時に手に取る本があります。

「ニーチェの言葉」 ちょっと前にずいぶん売れた本ですね。

私もしばらく開いてなくて(へこむことがなかったから?)

最近またその本が恋しくなり(つまり嫌なことがあったのですが)

さがしたところ、行方知れず・・・

長男に聞いたら、知らないとのこと。

でも家のどこかにはあるだろうし、この本はいつも携帯していたいなぁ、

そう思ってエッセンシャル版なるものを購入。

その文庫サイズの本を読んでいたところ、なんと

「僕のところにあるよ」と次男が持ってきてくれました。

しかも「Ⅱも自分で買ったから貸してあげる」

マサカ次男君が持っていたとは・・・

私の心の支えです。

人間的な善と悪は一番大切にしている言葉です。

他人に対する思いやりや、相手を尊重する気持ち、

そして他人の心の内を察する想像力という知性、

そういったものがない人が多いと思います。

私自身も気をつけなければ、と思いしらされることしきり。

時折読み返しては立ち直って、また有象無象の世界へ出かけて行きます。

でも今日はお休み。柿畑でお仕事です。

ちょっと寒くて体もだるいけれど、自然は暴言は吐かない・・・

 ずいぶんと秋も深まりました。






 

 

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優しい気持ちで

2016年11月12日 | 音楽
思いっきり言いたい事が言えたらいいのだけれど、
なかなか叶いません。
ましてや暴言なんて・・・
言いたい事が言えるようになるという、
トランプ・マスク買おうかしら。

まぁマスクがなくても、暴言吐けなくても、
気分転換はできます。
音楽の引き出しがたくさんあるのはいいことです。



優しい気持ちになりたくて、
シューベルトの五番。
明るく前向きな気持ちになれます。

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ベートーヴェン・ナイト

2016年11月11日 | 音楽

10日ほど前のことになりますが、
柿の収穫の忙しくなる前にと、
コンサートに出かけてきました。


ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
バンベルク交響楽団
ベートーヴェン「田園」「運命」

ベートーヴェンの交響曲が大好きな私ですが、
一度この耳で聴いてみたい、と出かけて行った夏の日・・・
ちょっと物足らない演奏で、よく調べたら
「万人向けのソフトな演奏で、ハードなマニアには物足らないかも」

今回、ハードなマニアとしては大満足な演奏
三階の後ろの方の席でしたが、一応ど真ん中。
一番後ろもいいものですね、ホール全体に響き渡る音色を体中で受け止めました。
オーケストラの上の方の空間を眺めながら聴いていると、
何かが見えたような気がしました。
あれは何だったのでしょうか・・・
ベートーヴェンの精霊・・・? なんて言ったらちょっと引かれるかも。
でもそのくらい素晴らしい演奏だったのです。
作曲家の意図を理解して・・・なんて難しいことは言いませんが、
この曲を初めて聞いた当時からずっと、何人の人が同じ感動を味わったのか・・・

音楽はいいですね、時間も何もかも飛び越えた感動がありますね。
しかもアンコールは「エグモント序曲」
大好きな曲です。大盤振る舞いです。

指揮のブロムシュテットさんはナント!89歳ですって。
89歳のおじいちゃまにたくさんのエネルギーをもらってしまった・・・






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