新芽

久しぶりにベランダに出てホウキをかけて、

枯れたお花の入った植木鉢を片付けて・・・

「これは枯れてしまったかな？」と覗いた鉢の枯れ枝に・・・

「ボケ」の花の新芽です。

一年ほど前に空家のお庭で見事に咲いている枝を失敬して

挿し木しておいたのが芽を出しました。

 

新しい命、どれも尊いものだと思いますが、

人間の赤ちゃんなどを見ると、つい自分の主観が・・・

「ああ、これから長～い道のりを生きてゆくんだなぁ」

手放しでは喜べないものがあります。

野良猫の赤ちゃんなどを見てもそう思います。

友人知人の若い子供さんが結婚すると話を聞いても

「まだ若いのに・・・なぜ生き急ぐ？」なんて思ってしまう・・・

（野良猫と一緒にしてゴメンナサイ）

 

私が知らないだけで、植物の世界も大変なのだろうと思いますが、

新しい芽を見ると手放しで喜びを感じます。

そして過去にもうひとつ、とっても感動した命があります。

以前飼っていたインコの赤ちゃん。

卵で生まれて、お母さんインコが温めて、

生まれてしばらくしてから巣箱の中から顔を出したインコの赤ちゃん・・・

きれいな淡い色でふわふわの・・・あれは可愛かった・・・もう手放しで。

 

先日の早朝、朝日に照らされたクリスマスローズ。

下の方のベルのような蕾が可愛くて、私のツボです。

 

 

 

 

101

もうずいぶん前のことです。

ロッキーとお散歩していた頃でしたから・・・

 

朝のお散歩の時に、息子たちも通った小学校から

ステキなピアノの曲が流れていました。

少し前はベタにペールギュントの「朝」だったのに・・・

すごく迷って、でもすごく気になったので、

お邪魔でない放課後に電話して聞いてみました。

「朝、流れていたのはなんという曲ですか？」

すっごく変な質問に、たいへん気持ちよく対応して下さいました。

「いつもご迷惑をおかけしています」

という前置きから始まって曲名と収録CDまで教えて下さいました。

更に最後に「今後ともご迷惑をおかけしますが・・・」

なんておっしゃって。

 

このくだりは前にも日記に書いたかも・・・

その時のCDは、その時の先生との会話とともに私の宝物のひとつです。

多分あの時「この忙しい時に・・・」なんて感じで対応されたら

いくらステキな音楽でも、こんな良い気分にはならなかったかも・・・。

どこかで聴いたクラシック・ピアノ１０１。

６枚組のCDですが、それぞれに「ドラマで聴いたピアノ名曲」

「CMで聴いた・・・」「映画で聴いた・・・」

特にお気に入りの４枚目は「癒しのピアノ名曲」

どうりで心穏やかな気分になれるはず・・・

なかでも特に心癒されるのはリストの「コンソレーション」

慰め・・・というタイトルのその曲は、穏やかで安らかになれる静かな曲。

リストにこんな穏やかな曲があるのも意外な感じ。

 

私にとって音楽、特にクラシック音楽はなくてはならないもの。

今日は特に仕事が忙しく、心身ともに疲れて車に戻りましたが、

エンジンをかけて美しい曲が流れ始めると

「さぁ、早く帰ってもう一仕事、おいしい晩ご飯作らなきゃ」

って気持ちになれます。

 

 

 

 

 

LADY OF WINTER

毎日寒いですね。

ふと庭に目をやると・・・いつの間にか咲いていました。

「冬の貴婦人」

我が家の庭ではいつもなら早い春の気候に咲き始めますが、

今年は名前通り、まだ寒い冬にうつむき加減に咲き始めました。

 

午前中は日差しも暖かく、壁に掛けたキルトを春らしいものに。

ローズガーデンと、ボルチモアキルト。

拙作とはいえ、やはり華やかな気分になりますね。

貼り付けでごめんなさいね、古い日記見て下さい。

実はひと月ほど前にスマホに替えたので、

未だ慣れていなくて思うように使えてません。

私は何でも壊れるまでがんばって使うほうなので、

目新しいものに飛びつく癖はありません。

スマホに替えるタイミングもなく、大事にガラケーを使ってました。

ところが次男が「家族で替えると割引があるから」と誘ってくれました。

ちょうどデジカメも壊れたところなので、カメラと携帯、一台で一新。

そのデジカメというのも亡くなったおじいさんが長男に買ってくれたもの。

先日のダウンジャケットといい、何にでも思い出があります。

家電にも車にも、小さな小物にも、毎日生活の中で使うものにこそ、

色々な思い出がありますね・・・

 

消費税が上がるから、新しいものが出たから、飽きたから・・・

更に、新しいものの方が電気代が安いから・・・

買い換える理由は色々ですが、使わなくなったものの末路を思うと、

まだ使えるうちは買い換えることはできません。

まぁ新しいものは使い勝手が素晴らしく良いですが。

でもやはり物にも愛情を持って、できるだけ長く使いたい・・・

 

午後からはとっても寒くて・・・でもお仕事を頂いたので柿畑へ。

見えますか～？　細かいのがいっぱい、アイガモです。

寒い川の中をヌ―トリアも泳いでいました。

ナント！大きな鳥が潜ってこれまた大きなお魚をゴックンするところも見ました。

田舎育ちですが初めて見たのでちょっと興奮

剪定した枝拾いでしたが、なかなか楽しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

雪やこんこ

降りましたね・・・雪。

今季初めての、そこそこの積雪。

でもやはり通勤に困るほどではなかった・・・。

おばあちゃんの力作「雪つり」も、そこまでの活躍もできず・・・

でも寒椿に雪・・・、冬らしい景色です。

 

さて・・・久しぶりの力作が出来上がりました。

先日、最近のお気に入りの雑貨屋さんで買った「フェザール―トート」

羽毛が入った、なんともあったかいバッグ。

スパンコールがきらきらで、気に行って毎日持ち歩いていましたが・・・

 

もう着ないけれど捨てるには名残惜しいダウンジャケット。

それをリフォームして「フェザートートバッグ」作りました。

白いダウンジャケットだったので、汚れが目立って着なくなった。

でも白くておしゃれでお気に入りだった、思い出もいっぱい。

またこれでしばらくは一緒にお出かけできるね。

中はトリコロールカラーのマリン柄。

真冬の海、って感じで・・・。

フェザール―みたいにハンドウォーマーはつけられなかったけれど、

持ってるだけであったかい。

 

色んなものが捨てられない女ですが、

私的には今世紀最大級のリフォームです。

おかげさまで、お部屋はちょっと羽っぽい・・・

 

 

 

 

 

「の」と「へ」

今日は建国記念の日。

建国記念日ではなく、建国記念「の」日。

この「の」が大事なんですって～、と新聞に書いてあった。

 

普段は土日は出勤、火金がお休みの私。

ありがたいめぐり合わせでお休みとなりました。

せっかくなので誰かカレンダー通りのお休みの友人を誘って

お茶でも・・・と思いましたが・・・。

 

思い浮かんだ一人は近所のママ友。

気も合うし会話もはずむ、物知りで教養豊かな人だけど・・・

筆無精ならぬ、メール無精。

あんまり音沙汰なしでも愛想がないよね・・・

いい人なんだけど、必要最低限のお付き合いにしようかと

思い悩んでいるところです。

 

もう一人は高校受験生の娘さんがある人。

大事な時期に誘うのは迷惑かな・・・と。

なので今日はのんびり息子たちのご飯の用意に明けくれよう。

 

実家からもらってきたがりがりクン。

母がずっと愛用してきましたが、もう豆を挽くのは面倒だそうで、

息子が下宿で使って、そして私の所にやってきました。

今朝はのんびりがりがりやってコーヒーを淹れました。

 

ヒヤシンスも芽を出しました。今年は紫色だったかな・・・。

 

今朝もニュースを見ると千葉の方では大雪ですね。

この冬、岐阜ではうっすら雪化粧程度、通勤に困らないので助かりますが。

先日も東京の大雪をテレビで見ましたが

あれくらいなら私たちは「へ」でもないなぁ・・・なんて見ていました。

がんばって下さい。ちゃんと準備して、気をつければ怖くないです。

 

最近お気に入りのお店ができました。

通るたびに車がたくさん止まっていて、おしゃれな外観。

なんのお店かな・・・と寄ってみたら雑貨屋さん。

洋服やバッグ、アクセサリーから生活小物まで、

女の人の大好きなものがたくさん売ってます。

私のお気に入りは、

濱文様さんのタオルはんかち。

夏に手ぬぐい地の扇子を買ってから気になっていた濱文様さん。

かわいい柄で、毎日が楽しくなりました。

 

 

 

ショパン フォー チェロ

 

先日、あまりの美しい旋律に、

ケーキを受け取るのを忘れてしまいそうになった事件・・・

その時と同じ曲が聴きたいなぁとCDを探しました。

残念ながら探していたヴァイオリンのものはなかったのですが、

「ショパン　フォー　チェロ」

チェロで演奏するショパンの名曲の数々・・・

昨秋からショパンの曲はお気に入りでいつも聴いていましたが、

ピアノで聴くのもちょっと飽きた頃だったので。

でもこのチェロはあまりにも穏やかで、ドライブには不向き。

寝る前にベッドの中で聴こうと思います。

 

ヴァイオリンで奏でるショパンはちょっと悲しい感じで

とってもよかったのです。

最近またアマゾンで見つけたのでまた来月買おうと思います。

最近ちょっとCD買いすぎたから・・・。

 

本も音楽も生きてる人が作ったものはあまり興味ない私。

死んだ人の小説や音楽が好き、と言うと変な顔されますが。

誰が作っても良い曲は良い。

でもそういった評価は数年ではなかなかわからない・・・

時間や歴史が評価してくれるものです。

だから何年も何十年も、百数年もかけて残ったものは、

それなりに万人を感動させるのだと思います。

今日のテレビで「日本のベートーヴェン事件」を見て思いました。

 

でも私、知らなかったなぁ、その人。