Pastorale

サヴァトラ猫との今日いちにち

春、遠し・・・?

2020年02月27日 | お花

とうとう私の住む岐阜県でも出ました、コロナウィルス感染者・・・

しかもすぐ近くの大垣市で。

田舎だから関係ないよ、と思ってましたが・・・

しかも私が名古屋に行った日に、通勤で大垣駅から岐阜駅まで電車に乗った・・・

夫が心配(自分の身を?)して騒いでいますが、時間帯が違う。

でも気をつけなきゃ。

今度の日曜日に大垣で千住真理子さんのコンサートの予定だったのですが、

やはり中止・・・・・・・・・

大好きなベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタだったのに・・・・・・・・

でも席がナント最後列だったので、また次の機会を待ちましょう。

でも残念、小品やオーケストラとの共演と違って、

ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタだったのに・・・・・・・・

 

(意味はないけど、先日食事に行ったお店にあったお獅子。

 私の残念具合の表現と、ウィルス撃退の祈念のため)

 

冗談はさておき、春はまだ遠いようですね・・・色々な意味で。

庭にはまだ「冬の貴婦人」が綺麗に咲いていますから・・・

去年ひとつ咲いただけだったピンクの花、今年はひとつ増えただけ・・・

黒いクリスマスローズの苗を見つけたので、思わず買ってしまいました。

もう増やさない、と決めていたけれど、誘惑に負けてしまった。

 

裏の庭にいつもフキノトウが出るので見に行ったら、とてもいい香りが・・・

沈丁花の花です、忘れてました。

 

  淡き光立つ 俄雨

  いとし面影の沈丁花

  溢るる涙の蕾から

  ひとつ ひとつ香り始める

 

  春よ 遠き春よ・・・・・・・・・

 

やはり春はまだ遠い・・・

 


お花*お花*お花

2020年02月20日 | 美術館など

雪が降りましたね。

少し前に初雪はチラチラしていましたが、

あれは「降った」とは言えませんね、遠くのお山から飛んできただけ。

でも今回も庭や畑にうっすら降りかかっただけ。

雪が降らないのはありがたいのですが、

でもやはり春夏秋冬、それなりに降ったり照ったりしないと農作物などはどうなんでしょう。

今度の夏は更に猛暑という噂も聞きますが・・・怖いです。

 

怖いと言えばコロナウィルス。

名古屋に住む息子にマスクや消毒スプレーなどを届けに行きました。

人のたくさん行き交う都会は怖い・・・決死の覚悟で行ってきました。

私は普段マスクはあんまりしないのですが、電車や人込みではしっかりマスク。

エスカレータ―や電車のつり革、とにかく何にも触れないように、常に踏ん張っていました。

携帯やウォークマンなど触る前にはアルコール除菌、触った後も除菌。

まぁあんまり効果ないかもしれないけれど。

それにしても都会の人ってあんまりマスクしてない・・・

普段はわりと中高年の人が多い環境だからか、私の周りはマスク率高いのに。

長男なんて「マスクではコロナウィルス防げないよ」だって。

でもマスクを手に入れるのも大変だったのよ・・・

 

人込みは怖いと言いながらも帰りにちょっと寄ってきました。

これは撮影用のパネルですが、こんな風にお家に名画が飾れたら・・・ステキ。

夢の夢・・・ですね。

マネの絵にはそれほどまでには興味はなかったのですが、

せっかくだからと行ってみれば、それはそれは素晴らしい絵画の数々・・・

一番気に入ったこのモネの絵は大きな複製画を買って早速飾りましたが・・・

当たり前だけれど本物を観た後では・・・ね。

でもこの額絵を見れば、素晴らしかったという感動は甦ります。

セザンヌの静物画や風景画もたくさん。こんなにセザンヌをたくさん観たのは初めてです。

コートールドさん、セザンヌのコレクションは英国隋一だそうです。

セザンヌの静物画ってなんだか好き・・・私は特にイチジクが好き。

イチジクの実はもちろん、葉っぱが好き・・・

でもモネの花瓶のお花もちょっとレアで、輝くようにきれいだった・・・

ぜひもう一度ゆっくり観に行きたい。

 

我が家の庭も花盛り。

白いのも顔を出し始めました。

ピンクのクリスマスローズも開きました。

お花屋さんの店先では色んな種類のを見かけますが、

もうこれっきり、ピンクがもっとたくさん咲くように大事に育てます。

 

 

 

 

 


ヘッセ

2020年02月13日 | 読書、詩など

しばらく何事もなく、日々平和に過ごしていました。

・・・でもないか。

職場に変わった人がいまして・・・いつも頭の痛い思いをしています。

愚痴グチ言ってたら、いつの間にか私の方が悪者になりかねない。

だからもう二度と愚痴なんか言うものか・・・

と決心したら、あらまぁ、心が軽くなりました。

どうせ愚痴っても誰にもわかってもらえないと思ったので。

人間諦めが肝心です。

 

この日記には珍しく愚痴を書きましたが、これはもう済んだことなので、備忘録。

その相手の人は普段はニコニコ優しい笑顔の人で、

気が済んだ今ではまたニコニコ笑顔で接してきます。

・・・が、もうだまされるものか

いつまでも怒っているのは大人げない、とも思いましたが、

三回もひどい目に遭わされたので、もう必要以上に近づきません。

ホントはこんな事書きたくないけど、私は忘れっぽいので備忘録。

 

今年はお正月からロクなことない・・・

元旦から夫が荒波を立てるし・・・

あ、職場のオバさんとうちの夫、同じ匂いがする・・・

すぐブチ切れるし、空気読めないし、どんくさいし、めんどくさい・・・

気をつけよ。

 

お正月、夫の荒波にもみくちゃにされて、助けを求めた本。

この本を半分ほど読んで・・・その後ヘッセの小説を読み始めました。

「メルヒェン」はとても不思議な本でしたが、ずっと手元に置いて何度も読みたい物語。

母親の愛情に触れた物語なので弟にも買って渡したいのですが、

彼は本なんか読まないかな・・・と思っています。

息子たちにも読んでほしいし、私が死んだら棺桶に入れてほしい。

そんなことを思ったのは初めてです。

その後「青春は美わし」「デミアン」と続けて読んでいます。

考えてみれば、お話の内容がどんどん若返って行ってます。

少年時代の苦悩や戸惑い・・・私には遠い物語ですが懐かしく読んでいます。

昨日クリックして買った本が先ほど届きました。

今日はぽかぽかと春のような気温で、本のタイトルは今の季節にぴったり。

どんなお話しでしょうか。

「デミアン」がもうすぐ読み終わるので、次が楽しみです。

実は本を読むのはもちろんですが、買うのも好きなので

「ペーター・カーメンツィント」も買ってあります。

こういった昔ながらの(?)本ってなかなかどこの本屋さんにでもあるものではない。

なので見かけたら買っておくと、いつでも読み始められる。

(ピンクのクリスマスローズ、ふたつ花芽を出しました)

 

人間関係はめんどくさいし、こんな私なので趣味や話の合う人はなかなかいない。

(実は職場のめんどくさいオバさんとは趣味が合う 絵画鑑賞や読書。

 そんな話ができる人って初めて会った。でも性格が合わない)

お花を愛でたり、音楽を聴いたり、読書を楽しむ。

しばらくは、その方が気楽で楽しいかな・・・