初冬の花

先日、用事でばら公園の前を通りがかったおばあちゃんが

「冬のばらもなかなかきれいに咲いてたよ」

と言うので、仕事帰りにちょっと寄ってみました。

冬薔薇（ふゆそうび）　自動ピアノの鳴りやまず

 

大好きな黛まどかさんの一句を思い出しました。

どうでしょう・・・、春と違ってこっくり深い色合い・・・

更に紅葉まで拝めました。

 

我が家の庭のばらも、今年は春からずっと、

熱い夏の間も咲き続けています。

枯れてしまって処分しようと思っていたら小さな芽が出ていて、

その小さな芽を大事にしたら一年中咲いてくれました。

ごめんね・・・これからはもっと大事にするね。

こちらも花盛り、なんという名前の花でしょうか・・・

小さな小さなピンクのつぶつぶの花です。

ローズマリーの紫の花もたくさん咲いています。

おばあちゃんの大事なお仏壇用の小菊。

そして今年も咲いてくれました、見上げる高さの皇帝ダリア。

台風で倒れてしまいましたが、一本だけ元気に伸びました。

このシクラメンは長男が買ってくれました。

職場が農産物全般を扱うところなので、母の日、父の日、

いつも鉢植えを買ってきてくれます（買わされた、とも言う）。

お花屋さんの店先でシクラメンやポインセチアを見かけるようになり

またそろそろ買ってきてくれるから、買わずに待っていたら

案の定。

でも・・・「いい夫婦の日」だからだそうで・・・

・・・・・・・努力いたします。

 

 

 

 

 

 

 

秋の終わりに・・・

朝晩とっても冷えこむようになりました。

柿の収穫ももう終盤・・・

今日は収穫が終わった畑でつっかえ棒をはずしました。

柿の実が大きくなって枝が折れないようにしていた竹の棒です。

今日はとっても暖かく、厚着していたので汗ばむほどでした。

でも前のお休みに畑に行った時はとっても寒くて・・・

空も雲が暑くて風も冷たかったです。

最近本棚で目について何年ぶりかで読み始めた「嵐が丘」、

あのヒースの丘もこんな風に淋しげだったのでしょうか・・・

想像力が豊かだと田舎の刈った後の田んぼも「嵐が丘」

丘ですらないんだけど・・・

 

また違う日、雲は白くのどかな風景です。

毎日色んな景色が見られます。

陽の光も一日のうちにでも色々な表情・・・

もうすぐ日暮れです。

干柿用のを収穫して一日の作業は終わり。

早生の柿畑はもうすっかり紅葉していました。

 

 

 

ごほうびランチ

今日は大学病院の診察の日。

ホントなら柿の忙しい11月は行かないのですが、

前回10月の血糖値がちょっと高くて・・・

お薬を変えて、ひと月後にいらっしゃい、と言われまして・・・

 

この一カ月、間食はせずに腹八分目でがんばってみました。

結果はまぁまぁ。

・・・でランチはおいしいものを食べようと・・・

ソバ粉のガレット、夏に初めて行ったお店ですがなかなかおいしくて。

なんでもオーナーシェフの方が、岐阜にはない食べ物のお店を、

ということで「ガレット」　

そう、あの「種をまく人」が蒔いていたのがソバ。

ミレーの故郷の郷土料理「ガレット」、そんなエピソードとともに頂きました。

お値打ちなランチでしたが前菜もデザートもおいしくて・・・

しかもポットで出てきた紅茶にポットカバーまで！

私はアールグレイはあんまり好んで飲まないのですが、

夏にアイスで頂いた時もおいしくて・・・。

このポットカバーは手作りなんですよ。

女性のシェフでしたが、金の短髪で宝塚の男役さん風なのに

この心遣い・・・ステキですね

お店の中も彼女の好みなのか、淡いパープルがアクセントでおしゃれでした。

・・・たった一つの難は集団のオバサマたちがうるさかったこと・・・

時々遭遇しますが、まぁ彼女たちもそういう時間も必要なんでしょ、

私は卒業しましたがね・・・

 

例えうるさかろうと、例えひとり静かにゆっくりできたとしても、

やはりお家に帰って外の景色を見るとホッとしますね。

明日もいい日でありますように。

 

 

 

最近のお気に入り

今日もいいお天気です。農作業日和です。

 

「超」がつくほど晴れ女の私、仕事が休みの日はほぼ快晴。

先日のお休みもこのとおり、まさに雲ひとつナシ。

富有柿も赤く実ってまいりました。

逆光ですが、白い袋の中には「果宝柿」。

 

最近の畑でのBGMはバッハ、そうあのバッハ。

ブランデンブルグ協奏曲、バイオリン・コンチェルト、管弦楽組曲。

トルコの宮殿のタイルのモザイクのような・・・

精巧な美しい音楽、と素人ながら思います。

 

青い空、赤く実った柿、そして美しい音楽、

世界は美しいものであふれています。