「水自体」は変化していることを知(識)りません。
水の性は絶対に変わりません。
しかし、水のままで色々な変化があるということです。
私たち衆生も「縁」に応じて様々な変化を繰り返しながら「氷が水になる」
ように精進していっていただきたいと思います。
必ず「氷」は溶けるものです。
それには「坐ること」です。
半畳の場所があれば坐れます。
しかも独りで坐れます。相手は要りません。
必ず坐れます。
そうすると「氷」が溶けて必ず「水」になる時節があります。
それを「悟り」というのです。