活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

本来の自己2

2024年02月01日 | 法理

「本来の自己」とは、認めようのない、認めることが出来ない、「際限のない大きな自己」ということです。

 

それに目醒めることを別の言葉でいえば、「無我、無心、空、自己を忘じる」とかいう言葉で表現されているのです。

 

人をも含めて一切のものというのは、何時でも同じ状態というものは有(在)りません。

 

何時でも移り変わっている(無常)ということで、始終変化し続けているものには「自我」という、「これだ」というもの(中心となるもの)」を認めることは出来ないのです。


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