たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

開いた口が塞がらぬ新聞

2015年07月10日 | その他

安徳帝の祖母 平時子のように」わが子を抱いて入水自殺したのでは?とブログ子が懸念した母の遺体が昨日9日、恵那市阿木川ダム湖面に浮いているのをパトロール中の恵那署員が見つけたと報道された。6月13日に生後4ヶ月の長女が見つかって以来26日目に当たる。見つかって良かった。これで故人も浮かばれ親族も安心して葬式を出せるし、霊を慰めることができる。恵那署員の毎日の捜索活動に敬意を表します。

岩手県矢巾町で中学2年生の男子生徒が鉄道自殺した報道から、メディアもネットも連日「生活記録ノート」にSOSを発していた生徒の声が担任に届かなかったとか、校長はじめ学校叩きが目に余る。今朝喫茶店で今日10日の中日新聞社会面トップ、この事件の愛知県の現職教員のコメントを主題にした記事を読んだ。教員の稼働実態は余りにも忙がし過ぎる。部活を終えて帰宅すると夜11時になる。私の学校でも「生活記録ノート」をやっているが40人の生徒の記録を読むだけでも大変だ。矢巾町の中学の担任もこうした多忙の中に埋没したのではないか。自分も教師なので肩を持つわけではないが、担任だけを責めるのはどうかと思う、との主旨だった。

ブログ子の愚息も今春まで県都の伝統ある中学の教頭職をやっていて、県教育事務所に転任した。夜11時帰宅は当たり前の現状は目にしている。実家の甥も数年前まで県教育事務所のいじめ担当課長補佐だった。何回かテレビ取材を受けて放映されたらしい。

身内びいきではないが、中学生のイジメは表面に出にくく、扱い難い思春期で何かあると、猫も杓子も評論家ぶって教員叩き、学校叩きする風潮はどうかと思う。特に尾木ママとか称される法大教授の言いたい放題には反吐が出る。

嫁はパートの養護教員に行っているが、その小学校でも学校給食費の未払いが確か3分の1くらいとか聞いた。支払能力があってもただやんちゃで払わない父兄が多いそうだ。埼玉県北本市の中学校が決めた、未納3ケ月で給食停止は当然の行政措置である。

今朝は配達されたばかりの週刊文春をテーブルにお姉さんが持ってきてくれたが、朝日記者が列車で隣あわせた女性を誹謗中傷し、あらぬ写真を社のツィッターにアップしたと、不埒な記者が糾弾されていた。その朝日は矢巾町の問題を大々的に社会面トップで報道している。開いた口が塞がらぬ。
岐阜新聞「杉山愛さんに赤ちゃん誕生」おめでとう!