昨日、5月27日の中日新聞「紙上診察室」という病気の相談囲み記事が目に入った。
開腹手術後腸閉塞の相談だった。71歳の高齢女性10年前に大腸がんの手術を受け、1年ほど前から癒着性イレウス(腸閉塞)で腹痛や嘔吐、下痢に苦しんでいる。
当方も大いに関係ある記事だった。今まで腸閉塞はやっていないが、直腸切除独特の後遺症に悩まされている。便秘、周期不規則、便意を感じない(重い感じがするだけ)、排せつすると今度は頻回となる。胃や腸を開腹手術すると腸閉塞が起こりやすいとされている。
回答者は愛知県がんセンター医師だった。
食事はゆっくり、すこしずつとることが最も大切、漢方薬「大建中湯」の継続的な服用も効果的だとあった。
喫茶店で読んだ新聞を借りて、隣のコンビニでコピーをとらせてもらおうかな、とよぎったが朝は皆新聞を手にする客が多いので遠慮した。毎朝行く店なので快く貸してはくれただろう。
昼過ぎスーパーへ買い物、その足で図書館まで遠出した。新聞は空いていたのでホルダーに挟んだまま、係の女性にコピー機を聞いたら2階だと言った。
「新聞は著作権で当日の記事は半分しかコピーできませんが、よろしいですか」とも補足した。
記事の半分を半ページと思い込みOKと2階へ上り、申し込むと必要な記事の半分なのだそうだ。
明日お出でいただければ、全文をコピーできますという。何たること。
やはり日本語は的確に相手に伝わるよう話さねばなるまい。単に記事と言うか、必要とする記事と丁寧に言ってもらうかで、腰の痛い年寄りが階段を往復するまでもなかった。
明日出直しても燃料費がかかると、コンビニに寄って新聞を求めたら130円だった。往復10キロ足らずなので、燃料費比較で半分くらい余分の出費になった。
大建中湯はここ1か月以上服用し、ポリフルも併用しているが、ポリフルは腸閉塞には禁忌の薬なので今後はやはり大建中湯一つにすべきかと思っている。
開業医も病院医師もあまりこの辺は自信がなさそうだった。
よく効くのはやはり緩下剤プルゼニドだ。