陽気も天気もいいが冴えない気分の土曜日だった。まず、洗濯をやって松の木の毛虫予防の消毒をした。
2週間ほどまえ1本のバラの木、ようやく蕾が膨らんだところ、葉っぱが片端からなくなっていく。よく見ると小さな青虫がつき、せっせと葉をついばんでいた。
買ってきてあったスミチオンと展着剤を混ぜ、噴霧器で消毒すると青虫が身を曲げて地面に落ちた。
昨年秋庭師に剪定を頼んだ松にも毛虫が住んでいる、越冬するので消毒するよう言われた。
いつやるのか聞き忘れ、バラの残りの殺虫剤を松の木にやろうと、三角梯子を立てたまま、気が進まず2週間も放っておいた。それを今日作業した。ついでにサツキも消毒した。
今月は車の税金を払った。カローラのような大衆車に34,500円もの税金だ。
6月に切れるパソコンセキュリティ・ウイルスバスターの更新通知がうるさく出る。いつも放っておくと郵便で振込書が来る。1年で4,860円、3年で10,184円と、役にも立たずパフォーマンスを低下させるだけのセキュリティに、いつもイライラする。
似たような値段でも今度は、ノートンを買うかなっと思っていたが、面倒なので3年分を払った。
ゴルフにも月初めに4回もコンペやお誘いを受けたので、3週間も休んでいる。お金がないから・・。
図書館へ返本に行った。韓国関係の本4冊は結局、姜尚中氏の「在日」を3週間もかけて、これだけ読んだ。
在日の苦悩が通奏低音のように響く重い内容だった。1世で生活苦で来日し、差別社会の日本で愚痴も言わず働きに働いて亡くなった父、同じ境遇の「おじさん」と呼んだ父の仕事の同僚、17歳だったか、父のいいなずけで来日し結婚した文盲の母(オモニ)、著者の妻となった女性は韓国の大学へ留学経験のある日本女性だった。
内容は硬いがよく書けている著者の代表作・自伝だ。
代わりに新本棚から
中部銀次郎著「新編 もっと深く、もっと楽しく」日本文化出版 平9.1月刊 5刷も出てさらに新編
中部氏はアマゴルフで著名だったが、もう10年以上前がんで亡くなっている。こういう本は簡単に読める。