たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

悩ましきがんその3 PET-CT

2012年02月03日 | 日記

今朝は快晴 ありがたい

PET-CTとは聞いたことのある言葉だったが、どういう効用があるのか知らなかった。がんは加齢にともなう老化現象なので、誰でもがんになる可能性があります。

PET-CTの実際は、検査前6時間は絶食→FDGを静脈注射→1時間ベッドで安静→CTと同じ形状のPETカメラで「1ヵ所が3分、8箇所撮ります、30分くらいかかります」と説明しながら、機械が腹の上を行ったり来たりした。

終わって「子供は放射線に敏感なので数時間は子供に触れないでネ」とナースが言った。

(検査を受けた後、頂いたPETのパンフレットの説明 (日本メジフィジックス株式会社製)
”PET-CTとはFDG-PET検査(核医学検査)Positron Emission Tomgrafhy(陽電子放出断層撮影)の略です。
従来のCTやMRIなどの形を見る検査とは異なり、細胞の活動状態を画像でみることができ、がん、脳、心臓などの病気の検査に有用です。
・一度の検査で全身チェックができる
・ほとんど苦痛がなく、短時間で終了
・がんの早期発見、転移や再発の診断に有用

○からだを構成している細胞は、生きていくためのエネルギー源として「ブドウ糖」を必要としています。がんなどの悪性腫瘍は正常な細胞よりも増殖が盛んに行われる為、3~8倍のブドウ糖を必要とします。

○PET検査は、このようながん細胞の性質に着目して、がんを発見する診断法です。
ブドウ糖に微量の放射線を放出するフッ素-18という「放射性同位元素」を標識した薬剤(以下、FDG)を投与し、PETカメラという装置を用いて、FDGの全身分布を撮影します。

○がん細胞にはFDGが正常細胞より、たくさん集まるため、PET検査によりがんの位置や大きさだけでなく、がんの活動の状態を診断することが可能です。”

2回目のPETに貰ったパンフは同じ会社製で
フッ素-18とブドウ糖の化学式が書いてあって6角形の亀の甲の一角だけ記号が違う、構造がよく似ていると説明。がん発生から~進行期も書いてあった。

         発生   育成期                増殖期
成長年数←--約10年~20年---→|←--約1年~5年--→|

がん細胞←0.1mm--0.5mm-→|1cm-------------2cm
の大きさ                                    早期がん     進行がん

がんというのは長い潜伏期間があることがわかった。