河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

実行へのヒント-796

2023年10月19日 | Weblog



だれでも起業できるが・・・

「どこでもドア」は人気漫画ドラえもんの秘密兵器のひとつである。
こんなドアがあったら便利だし何より楽しいが、現実社会に「どこでもドア」はない。

「だれでも起業できる」にも同じことが言える。
だれでも起業できるは本当だが、その後の経営で商売を軌道に乗せるには相応の努力が必要だ。
だから起業した事業者が生き残るのは10年で1割、という数字は肌感覚でわかる。

先ず本業一本立ちでの起業人生は楽な選択ではない、と明確に言っておこう。
一方、ライフラインが確保されている副業型には有利な点がいくつもある。
だから年金プラスの起業は広がるだろうし、そうなる明確な理由もある。
何せこれからの20年、年金が約20%減るので働く人は自ずと増える。

さて話を戻すと、そもそも時間をかけずに成果を手に入れる企画の実現は、なかなかに難しい。

子供時代の運動会を思い出せば、日頃の訓練や事前の予行演習が必要であった。
これらを日常的に行っていれば、運動会も楽しく参加できるし相応の成績も残せる。

時間をかけない努力は、一瞬の高みを見せてはくれるが続かない。

逆に地味だがじっくり努力する、という世界がある。
早く、早くという効率一辺倒の逆である。
あるいは汗をかき、まじめに働く。
こんなことを現代日本人は忘れかけている。

商売とはこのようなものだと思う。
それは、
・そろばんが合うように売れるモノを用意し、丁寧に売る。
・売り方は時代に合わせ、相手に合わせ、工夫改良を重ねる。
・社会とお客様から学ばせていただく。
・同時に次の商売に取り入れる。

当たり前のことを当たり前に行うのは大変だが、これこそが商売の基礎部分である。
成功の秘訣などはない。
逆に新しい事での失敗は、人間なら当たり前。
経験、工夫、再挑戦があなたの背骨と筋肉を形成する。

それでも大変なことを続けるのは、本人にとって楽しく意味のある事だからだろう。
そして経営者として数字にこだわる。
厳しい現実に、毎日真剣に向き合っている。
課題に対して、一つひとつ手を打っていく。
核心部分に対してしっかり汗を流す。
そうすると人生に意味が出て来る。

だから楽しいのである。


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