2017年12月12日 葉山 品川 門前仲町 館山

2017年12月12日 | 風の旅人日乗
夜中仕事で
セーリング専門誌の原稿書き

昨日朝の
アメリカズカップミーティングを
心の中でうっとりと反芻しながら
寒い現実を指で打ち込む

昨日電車の中で読んだ
倉本聰のエッセイに
こんな一文

『妻と何度も話したことがある。
若者とは何と残酷な生き物なのだろうかと。

しかし老いた者もかつてはその時代を持ち、
若者もまたやがてその残酷にさらされる。』



さあて今日は

都会の老いた者たちと若者たちが
混ざり合ってひしめく
朝の通勤電車に乗って品川まで出て

門前仲町を経由して
千葉県の館山に行く

来年以降に展開する予定の

若者と老いた者と
地方と都会とが
未来に向けて海で混ざり合う
そんな物語の端緒を作る準備

仕事でもない
遊びでもない

少なくともいま生きている人のためでもない
だからもちろんジブンのためでもない

経済優先ありきの現代社会の分類法では
どこに所属する一日なのか
うまく分類できないけれど

とても充実した一日になるはず



明日からは
経済活動にまみれざるを得ない
身の上であるもので