2010年12月15日 | 風の旅人日乗
9月のジェネカー・ジャイビングで痛めた肩がずっと思わしくないまま、それでも騙し騙し過ごしていたのだけれど、
2日前のお話会中に演台から落ちそうになったペットボトルをナイスキャッチしたときにすごい痛みが走って、
以来、常時その痛さが肩に居残り、夜中も熟睡することができなくなった。

さすがに我慢できなくなって、今日ついに病院へ。怪我をしてから3ヶ月も経っている。
肩の捻挫だと思ってください、とのこと。
痛めた後も、筋肉が落ちてしまうのが怖くて、痛いのを我慢して腕立てとか懸垂とかクロールとかを続けていたのだけれど、それは、捻挫した肩にはとんでもなくイケナイことだったらしい。

今日行った病院は、13年振り。
前回の怪我は、劇症椎間板ヘルニアというやつで、足の痛みと麻痺で車の運転もできず、バスに乗り合わせたお客さんたちに迷惑をかけながら、松葉杖で通っていた。

あの怪我では、もう現役のレーシング・セーラーとして活動するのは無理かもしれないし、正常な歩行ができなくなる恐れもある、とまで言われてたんだったな。今思えば、あのときの前途は真っ暗。
そこからなぜか全面的に回復して、今もバリバリレースに出られているし、腰の具合はその怪我をする前より良くなった。残ったダメージは身長が1cmほど低くなったくらい。診てもらっていた複数のお医者さんたちから、奇跡だね、とも言われた。ヨットレースの世界に戻りたいというパッションが勝った、ということだろうか。

今回の肩にも、奇跡的な回復をお願いしたいじょ。