Nov. 6 2005 猛練習猛飲酒

2005年11月06日 | 風の旅人日乗
11月6日 日曜日

逗子マリーナのMオーナーとそのチームに
セーリング・クリニック。

関東地方南部は午後から雨
という予報が出ていたが、
相模湾には8~13ノットの
気持ちのいい秋の北風が吹いている。

なのに葉山・逗子沖で
セーリング練習しているキール・ボートは
葉山のMオーナーの〈S.J.〉と、
逗子の2隻のプラトーだけ。
風がもったいないぜ。

我々の本日のテーマは、
ダウンウインドのヘルムと、
波のある海面での
クルーズホールドのステアリング。

ダウンウインドでは、
ヘルムスマンとトリマーの間で
コンスタントに会話をしながら、
艇を常に最適なアングルとスピードで
走らせることに集中してもらう。

雨と共に来ると予想していた
南の強風が来なかったため、
波のある海面でのクローズホールドの
ステアリングはできなかったが、
その代わりに、
山のようにタッキング練習をした。

ヘルムスマンとジェノア・トリマー、
そしてメイン・トリマーのトリオで、
タッキング後のボトム・スピードが高く、
しかも短時間でスピードを回復できたタックが、
2度だけだが、できた。
こういうタックが毎回できるようになれば、
レース全体では10艇身も20艇身も
前に行くことができる。

バウマンが風邪で寝込んで欠席だったため、
久し振りにバウをやらせてもらって、
楽しんだ。

降り出した雨の中を
タッキング練習しながら逗子に戻り、
艇を片付けた後は、
いよいよ本日のメインメニュー、
オーナー夫人手作りの夕食会。

みんなこれが楽しみで練習に耐えている、
とも言えそう。

メニューをここに書くと
嫌味になるので書かないが、
美味しい食事をいただきながら、
前半はこの日の練習の反省会、
後半は、
酔っ払い談義を果てしなく。