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あの「のりピー」が

2009-08-07 19:22:14 | 日記・エッセイ・コラム

 このところ新聞を読んで、あっと驚くような記事が紙上を賑あわせています。著名な俳優の大原麗子さんの死、そしてあの清楚な雰囲気で人気の高かった「のりピー」こと酒井法子がなんと覚せい剤保持の疑いで逮捕状が出て、目下行方を探しているといいます。生命に異常がなければいいのですが、気になります。また海外では楽しい映画「ホームアローン」の製作者であるジョン・ヒューズさんがわずか59歳の若さで急逝したとのニュース。

 どのニュースも名前を知るものにとっては、驚きと悲しさを感じてしまいます。僕など大原麗子さんは俳優としてファンの一人でしたし、のりピーはどこか澄んだ目をしていて清潔感があり、裁判員制度のモデルにもなったほどですから、それなりの信頼性の高さを持っていたのでしょう。

 魔がさすという言葉がありますが、きっと夫に連れ添って次第に深みにはまり込んだのでしょうか。どのような人でも完全無垢だと公言する人はこの世にいないはず。完全を装っている人ほどとても信用の置けないことが多いものです。それほど人間というのは柔軟なのです。悪にも負けやすいし、それを容赦なく叩きのめする冷徹な人間も男女を問わずいます。

 こうなった以上は自ら裁判員になったような気持ちで一日でも早く姿を見せ、しばらくは懺悔の日々を送り、再びにこやかな笑顔をみせてほしいと思うのです。犯罪を犯した人はそれなりに償いをするべきですが、そうだからと言って社会の片隅に追いやる冷たさだけは避けてあげたい気もします。

 人はみな欠けた存在ですから。

やさしいタイガー


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