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歴史的な日

2009-09-01 08:56:00 | 日記・エッセイ・コラム

 長い間自民党の政治支配の時代が終わり、結党13年の民主党が主導する時代を迎えました。私たちはこの事実を深く意義あるものとして受け止め、どのように日本を作っていくべきか、市民は自覚と責任の重さをもって重要な宿題を自ら与えられた気がします。

 21世紀に入って時代の変化の予兆はあったと思われますが、経済の発展は一定の評価もありますが、その実態は歪んだものでした。格差が広がり、その日の生活にも事欠き、これが先進国かと思われるような実態をさらせ出しました。同時に環境の悪化は狭い日本を汚染してしまいました。

 それ以上に私たちの多くが失ったのは、心であり、若者が未来に向かう志を持てるような環境を整え得なかったことです。すべてが政争の具にするような日本は閉塞状態を抜け出せずにいます。今回の選挙で意欲ある新鮮な素養もった清心な若者を国会に送ることができなかったかもしれません。間違ってこんな人がと思うような人を再び選んだかもしれません。

 市民の僕たちはすべての人物を把握しているわけではありません。この大きな歴史的な日を日本が変化する記念の日になるのか、さらに失望を深めてしまうのか、当選した人たちが驚喜の姿勢で浮き足立つのではなく、気持ちを切り替えて高度な緊張で政治に懸命に取り組んでほしいものだと思う8月31日でした。

やさしいタイガー


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