先日友人から夕食のお招きをいただいて三角山の近くに建つマンションまでお邪魔して来ました。この当たりに来る事はめったにないので、帰りの車の事が心配で、場合によってはタクシーがこれないこともあるというほど凍結した道路の難所だと伺っておりました。
これまた親切な知人から、「そんな場合は四輪駆動車のタクシーを予約されたらいいですよ」と言われ、そんなタクシーがあるのか、と早速予約を入れると、しばらくして「お取りできました」の返事。やっぱりあるんだと感心して楽しいホームパーティを終えて予約の時間に来たのでおいとましたのですが、下でタクシーが既に待っていてくれました。
で運転手さんはこの話題を話し始め、今は10台ほどあるらしく、なかなか思う時間に予約が取れないそうです。知っている人は知っているのだなあと思いました。そんな坂道ですから「お客さんこれ以上は登れません」といって途中でで降りてもうらこともあるらしいのです。じゃあ、ロードヒーティングは、と聞くと札幌市は予算がないからとの理由で現在はしていないようです。ロードヒーティングすると言う約束で道路は出来たはずですが、世知辛くなると、こうなるんですね、と運転手さん。よくいろんな話題を知っているものだなあと感心しました。
まあこの当たりは贅沢街とでもいいたくなるほど豪邸が並んでいますが、住んでいる人は案外不便さにいささかの不満を抱きつつ生活されているかもしれませんね。これを「下衆のかんぐり」とでも言うのでしょうか。
やさしいタイガー
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