ブログ人 話の広場

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人生はいつも狂いが

2009-10-21 08:27:31 | 日記・エッセイ・コラム

 ようやく政治の世界でも政治家が発信側に立ち、問題になることを承知でどんどん発言しています。このスピードの速さは多分、今までの党利党略に結びつけずに進めているからではないかと思うのです。 あまり展望を持たずに金で人を動かしてきた部分の多い今までの政治手法とは違っているのかもしれません。

 だから地方は戸惑い、だめなものはだめ、といった結論が先にあるかのような印象を深くし、今までの国頼みの地域経営の見通しが瓦解するのではという危惧を抱いているように見えます。

 それだけ国と地方との間に価値観や志向の格差が顕になったことを示しています。一人や二人の国会議員に依存する地方の脆弱さをいま原点に戻って再考するよいチャンスかもしれません。地方にとってそこに住む人々が何を一番望んでいるのか、望んでいないのか、地方はもっと地に足を着けた行政を志向するべきだとぼくは今住んでいる一地方にいてそう思うのです。寒々とした高層ビルの立ち並ぶ街に温かさを感じたことがありません。それは人の心にも影響して行くものなのです。

 私たちの進む道はいつも何かの狂いを生じるものです。その狂いに怒りを持つことも重要でしょうが、自分のしてきたことを反芻することも又大事なことではないでしょうか。

やさしいタイガー


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