公園の木々はすでに縄で囲まれ、冬篭りが始まったようです。まるで団扇のような大きな葉っぱが平地に広がり、清掃員の手で見事にかき集められ、大きな袋に詰め込まれていました。
いよいよ花も葉もない大きな幹だけの寒々とした風景に変わって行きます。一昨日降った雪はそれでもまだ根雪になるほどの量ではなさそうで、もう一度ドカッとふってから１２月になって本格的な厳冬を迎えることになるのです。
土曜日の朝、どうやら厚い雪雲が垂れ込めていて、雪の前兆のようです。こんなとき底冷えがして体の中が冷え冷えとして布団にもぐりこみたい気持ちになります。
昨日、いつもの水彩画の仲間と果物を描いてきました。思うような作品にはなりませんでしたが、仲間と顔を合わせることが何より心を暖めてくれる素材です。
やはり人はいつも出会う喜びを心待ちにしているのでしょう。外は北風が吹いていても、こころは充たされると温かくなるものです。昨日の我が作品を横においてじっと見つめては反省する時間もまたいいものです。
やさしいタイガー