テレビを観なくなって、もっぱらニュースの速報はインターネットで見ているのですが、どうも傾向として暗いニュースが多すぎて辟易しているのです。殺人、車の衝突、放火や怪しげな高濃度の放射能の発見など、いろいろです。
そこにもってきて永田町は何をやっているのか、とあきれ果てるほどの動き、よくこれほど暗いニュースばかり揃えたものだと思うほどです。
報道機関もバリューのあるものを選んでいるのでしょうが、どうもこのところ、人びとに勇気や希望を抱かせるようなニュースがなく、日本はいったいどうなっているのだと嘆きたくなるのです。
また新聞に載せる週刊誌の広告を見ていても（見出しだけですが）、極めて程度の低そうな話題の羅列です。読む人が多いから毎週の広告も可能なのでしょうが、まさにそこまでやるか、といった感がします。
世の中、プラス面だけでなく、マイナス面も直視しなければ、本当の姿が見えないといわれそうですが、これほど心が重くなるような実情を見せ付けられると、まるで世紀末を思わせるような気がしなくもありません。
そんなことを観たり考えたりしながら、窓から見える空はからりと晴れた日が少なく、今日も鬱とおしい空模様。ぼやいてばかりいる自分がなんだか小さく見えて恥ずかしい次第です。
やさしいタイガー