ブログ人 話の広場

日頃の生活のなかで見つけたことなどを写真もそえて

趣味から生きがいへ

2011-11-13 09:47:05 | 日記・エッセイ・コラム

 水彩画の会を創ってもう2年以上にもなります。良い仲間に恵まれて、描く日が待ち遠しいくらいです。先週描きながら、おしゃべりをしていた時に、ぼくはこんなことをいいました。

 いままでいろんな趣味を持って楽しんできたが、近年更に絵を描く頻度が多くなって、どうも趣味ということを越えて、自分の人生の一助になっているような気がする、といいました。趣味は時にはある時代の社会の流れや風潮に押されることがよくあります。

 例えば、「趣味はゴルフ」という人は結構多いようですが、たいていの人は、付き合いとか、仕事上とか、何らかの枝がつくようで、仕事の一部と捉えている方が多いのです。たしかに趣味として楽しんでいる方も少なくはありませんが、それが自分の生きがいと通じるとはとても思えないのです。

 いつしか、この趣味もなくなっていくようです。絵でもそうです。展覧会に出品するために多くの作品を描く方の中には作品が売れることを期待しているものもあります。

 それはそれで、また目標があってよいのかも知れませんが、ぼくらの仲間はこの範疇にはないようです。月に3回待ち遠しいくらいの気持ちでやってきます。絵を描く楽しみ以上に、仲間と会える喜びが芽生えてくるのです。だからぼくはもう「趣味」ではなく、「生きがい」になっているような気がしてくるのです。

 先週の例会には、大きなシュークリームの差し入れがありました。ゆったりとした時間が流れました。

やさしいタイガー