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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

冬枯れの道

2019-01-29 19:57:26 | 日記
先日出した宮崎修二朗翁への手紙に、体調不良のことを書き、検査結果が今日29日に出るとお知らせしていた。
なので、今日の結果をハガキでお知らせ。
ポストへの道で写した六湛寺川の写真です。

正に冬枯れの道です。
しかし、あと二月もすれば桜の花が川面を飾るでしょう。
「冬来たりなば春遠からじ」
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『三日月をけずる』

2019-01-29 18:30:50 | 
未知の人から詩集が贈られて来た。

『三日月をけずる』(服部誕著・書肆山田刊・2018年年9月)
著者の服部誕さんに覚えがない。しかしどこかで聞いた名前ではある。
そして、送られてきたスマートレターの宛名が「喫茶輪」気付け「出石アカル」となっている。
「え?」と思った。
開けてみてわかった。手紙が入っていた。
《謹啓 (略)本日、たまたま貴ブログ「喫茶輪 コーヒーカップの耳」を拝見しましたところ、昨年11月に拙作「大空高く凧揚げて」をご紹介いただいていたことを知りました。(以下略)》
ということなのでした。
そのあとも文が続いて丁寧なお便りである。
ご指摘の拙ブログ。→ 「大空高く凧揚げて」

この詩「大空高く凧揚げて」は、お贈りいただいた詩集『三日月をけずる』の巻頭を飾るものでした。
全文読ませていただきましたが、思いのほか言葉が多く、詩とすればもう少し削った方がいいのでは?とわたしは勝手な感想を持ちました。
しかし、これはこれで「読ませる詩」だとも思いました。
そして、詩集、全部読ませて頂きましたが、たしかにこれは詩としては「書きすぎでは?」と思わぬことがないのですが、
やはりなぜか「読ませる」のでした。飽きないのです。
わたしに元々散文志向があるからかもしれませんが、読んでいて楽しいのです。
特に、お母さんのことを書かれた作品は温かみがあって胸に沁みました。
年齢はわたしより10歳ほどもお若いのですが、子ども時代のことを書かれた作品には、わたしの体験と重なるものがあり、とても共感しました。
「千九百五十九年の釘の話」に出てくる、「ぺちゃんこの釘」なんてのはわたしも体験しました。大きな声では言えませんが、電車のレールの上に釘を置いて、電車に轢かせてぺしゃんこの釘を作り「手裏剣だ」と言って遊んだこと。また「釘刺し」という遊びも隣の地蔵さんの境内でよくしました。ここに書かれているよりわたしたちはもっと複雑なるルールでやったことも思い出しました。そして「字隠し」はすっかり忘れていましたが、これもたしかにやりました。懐かしい懐かしい思い出です。よくぞ思い出させてくださった、という感じです。
ほかにいくつかの散文体の作品もあり、どうもこの人は、散文を書かれた方がいいのでは?という感想を持たされました。
これはわたしの勝手な読みかもしれませんが。

この詩集については先に「座布団の行方」と題してちょっと書いています。


思いがけない人から、思いがけない詩集をお贈りいただき、楽しませて頂きました。
服部さん、ありがとうございました。
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再発か?

2019-01-29 13:21:41 | 健康・病気
先週のこと。
胸が痛くなった。
土日と続けて二日就寝前に。
二日目は特に痛く、昨年救急車のお世話になった時と同じ質の痛さだった。
ニトロを服用して落ち着いた。
なので、狭心症の再発かと思った。
翌朝、病院に行き、救急で診てもらった。

検査色々。
I川医師の見立ては「多分一過性のものだと思いますが、再発も考えられます。なので秋に予定されているCT検査を前倒ししてやりましょう」と。
その結果を聞くのが今日だった。
今日は主治医のI尾先生。
11時15分の予約。
わたしは、あの痛さから考えて、再発の可能性が50%以上あると覚悟していた。
I尾先生は多分「結論から先に言います」とおっしゃるだろうと思っていた。
予約15分前の11時に診察室の前で待つ。
しかし11時半になってもわたしは呼ばれない。
次々と別の人の名前が呼ばれる。
11時45分になり、前の人の診察が終わり、もうそろそろと思っていた。
ところが、ドアは閉められたまま、なかなか次が呼ばれない。
10分以上も誰も入らない。ということは、次がわたしだとしたら、先生は何かをためらっておられるのか?
どのように説明しようか?と検討しておられるのか?
要するに問題があるのではないか?と。
そして、わたしが呼ばれた。
あ、やっぱり、わたしに問題があるのでは?入院か?手術か?
ある程度の覚悟を持って入って行った。
「大変お待たせしました」とI尾先生。
「結論から申し上げます」
やはり想像した通りだ。
「CT検査の結果は、良かったです」
思わず「ありがとうございます」と声が出た。
I尾先生のお陰!と、そんな気になった。
「一時的に血管が狭くなったのでしょう」
画像を見ながら、このあともいろいろ説明してくださったが、本当にホッとした。
次は一ヵ月先にまた診察を受けるということになった。
一週間余り、落ち着かない日々を過ごしたが、やれやれでした。

ところが、会計を待つのにまた時間がかかった。
12時半を過ぎてしまっている。
ケータイは持っていなかった。
家では家内が心配して待っている。
こんなに遅くなっているのを、悪い方に思っているだろう。
院内を探すと公衆電話があった。
10円コインを入れて電話した。隣にも人がおられたので、手短に「心配ないから。また帰ったら話す」と言って切った。
帰宅すると一時を過ぎていた。
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「座布団の行方」

2019-01-29 08:53:05 | 
全部読んでから紹介しようと思っているのだが、
さっき読んだ詩が良かったのでちょっと。
←クリック

←クリック

服部誕詩集『三日月をけずる』より「座布団の行方」です。
少しも技巧を凝らしたところのない、自然体の詩。
だれにでもわかるやさしい詩。
解りすぎて困ると言われそうな詩。
でも、読む人の心にじわりと沁み込む詩。
この『三日月をけずる』はタイトルが奇異だが、内容は実に自然体。
また改めて紹介したいと思います。
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別冊・コーヒーカップの耳 34

2019-01-29 06:55:25 | 別冊・コーヒーカップの耳
別冊・コーヒーカップの耳
~塀のうちそと~
34「塀のうちそと」


あの塀が なんともいえまへんなあ。工場の高い塀が。ここからは建物の窓が見えまへんやろ。つい思い出しまんがな。なーんもない刑務所の塀を。そやけどここは 外です。間違いのォ ここは娑婆ですわ。ほんで わしは今 ここに座ってコーヒー飲んどります。しみじみ旨いコーヒーを。
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