西宮文化協会から会報(令和七年五月通巻686号)が届いた。
これが届くということは堀内陽光さんからお聞きしていた。
頁を開いて最初の記事。 陽光さん副会長になっておられるんですね。
わたしが『KOBECCO』12月号に書いた記事のことが書かれている。
以前に書いたと思うが、堀内陽光さんから「会報に使わせてほしい」と依頼があり、承諾していたこと。
ところが、このあと、そのエッセイ「糸脈」が全文そのまま載っているのである。
これには驚いた。
わたしはてっきり、陽光さんの論文の中に堀内さんに関する部分だけを引用されるものと思い込んでいた。
まさか全文載るとは!である。
文化協会の会報である。学術誌である。格調高いものだ。そこにこんな軽いエッセイを載せていいのだろうか?
といってももう載ってしまった。
事務局から添えられた文書にこうある。
《(略)地元西宮、またよく存じ上げる堀内氏に縁のあるお話しですので、会員の皆様にも親しくお読み頂けることと存じます。(略)》。
たしかに「親しく」読まれるかもしれないが、会報の品位が下がってもわたしは知りませんよ。
因みに『KOBECCO』12月号のエッセイ「糸脈」です。https://kobecco.hpg.co.jp/95814/