喫茶 輪

コーヒーカップの耳

2023年12月31日夜の「輪」の入り口

2023-12-31 18:22:14 | 喫茶・輪
丁度3年前の今日、「喫茶・輪」は廃業しました(廃業届日付)。
が、今日2023年12月31日夜、門灯を点けてみました。
すぎし日々年月を噛みしめております。


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「六甲」2024年1月号

2023-12-30 18:37:50 | 文芸
短歌誌「六甲」2024年1月号。おどろくなかれ、1045号です。


表紙絵が変わりました。
作者は同じ吉見敏治さんです。


巻頭は田岡弘子さんと牧野秀子さんの歌です。

田岡さんはいつもながら軽いタッチで人の機微を歌っておられます。
一首目、わたしのお気に入り。
「八冠となりし藤井聡太君(やつたあ)なんて両手挙げぬよ」

牧野さんも彼女らしい行儀の良い模範的な歌。
などと門外漢のわたしが言うべきではないのかもしれません。お許しを。

これは客員の野元正さんの「花を巡る文学逍遥」。

今回は「舞子ビラ」を巡る文学談義。
面白かったです。

そして今村さんの「昭和文人の手蹟」。今回は菊田一夫です。



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「マント」という詩

2023-12-30 15:29:35 | 杉山平一先生
『さんちか古書大即売会』の目録を見ている。



すると「おや?」と思うのが。



杉山平一詩草稿が出ている。
25000円だって。
「マント」とある。
覚えがないなあ。
全詩集には載ってるだろう、と思って調べたが、ない。
ほかの詩集も調べたが、帝塚山学園の「こだはら」も含め、わたしが持ってるものの中にはなかった。
どんな詩なのかちょっと気になる。が、25000円ではねえ。

ほかにも面白いものが出ていた。



戦前の「引札」だが、昔の町名が載っていて、これはわたしの家からごく近い。
別のページにも載っているが、知った店の名前はない。

あ、それから、我が愛する菅原洸人画伯の『四角い太陽』が3000円で出ている。
画伯の自叙伝だが、これは波乱の人生が描かれていて面白いですよ。
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書斎兼応接室

2023-12-29 22:17:32 | 喫茶・輪
「喫茶・輪」は丁度3年前に廃業しましたが、その跡をわたしの書斎兼応接室にしています。
今日、乱雑だった書斎を整理して掃除しました。
多少はきれいになったでしょうか?









そこにお客さんがありました。
西宮の情報誌『宮っ子』用海版の編集長K馬さんです。
編集の相談に見えたのでした。
「お忙しいからちょっとだけ」とおっしゃったのですが、わたしと妻とでお相手をし、結構な時間を過ごしました。
この応接室はいいですよね。
ただしご来訪下さる時には事前にご連絡をお願いします。
留守をすることが多いので。
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昨年の今日は

2023-12-28 16:07:04 | 日記
昨年の今日は大変でした。
日記を書く間もなくてんやわんやでした。
以下は翌日の日記です。


(2022年12月29日)
全く想定外のことが起きた。
一昨日朝はかかりつけのクリニックに妻と一緒にコロナワクチン接種に。その2時間後には同じクリニックに定期受診。この時は何事もなし。
昨日はわたしがM病院での術前検査。
妻に車で送り迎えしてもらった。
午後は、わたしが急な歯痛で歯科医に。
これは思っていたより軽症だったので応急処置をしてもらって様子見。やれやれ。
そして、妻だ。
腹痛で苦しむ。
これまでなかったこと。
我慢強い人がこれほど痛がるのは尋常ではなく、前日に行ったクリニックに急遽受診。
CT検査などの結果、M病院へER。
結局入院となり、わたしが帰宅したのは、夜中の12時半を回っていた。
これは全くの想定外。
元気が取り柄の人に入院されては、わたしは本当に能無し人間。
お手上げだ。
やっと洗濯と、お風呂のことができるぐらい。
日常の必要品のありかがすぐには分からない。
狭い家なのに探し回っている。



このあと半月間、わたしは孤軍奮闘したのでした。
そして生まれたのがこの本。

『手料理はいつ』(欣史・恒子の往復メール)。
約100ページ。
たった一冊のみの発行。誰にも見せられません。
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今日の六湛寺川・2023年12月28日

2023-12-28 15:13:05 | 安水稔和先生
ちょっと所用があって出かけてきました。
もちろん徒歩で。約3800歩。
いいお天気で汗ばみました。
今日の六湛寺川と東川です。



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笑い話二題

2023-12-28 09:44:33 | 『恒子抄』
『恒子抄』の続編を出す時のために。
笑い話二題。

 「まぶしい顔」
浜辺美波さんがテレビに写っている。
「こんなきれいな人がそばにいたら困るな。そわそわしてしまう」
妻、「うれしいんちゃうん?」
わたし、「どこ見てええんかわからん」
「顔見たいんちゃうん?」
「まぶしいやん」
「よかったね。うちではまぶしくなくて」
「まあまあ、まぶしいで。あれほどではないけどな」
例によって「ガハハハ」と笑われた。

○ 「備忘メモ」
食器棚の引き出しの2番目を指して、
「ここに入れておくからね」と妻。
足がつった時の薬。
「覚えておく自信がないなあ」。
「メモ貼っておこうか?」。
「いや、それすると、この家にはボケ老人がいると思われそうでいややなあ」。
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「カバトまんだら通信」終刊号

2023-12-27 18:38:22 | 文芸
俳人木割大雄さんからお贈りいただきました。木割さんの個人誌



添えられたメッセージ。
個性的で魅力的な字ですね。

この通信は初めて戴いたのですが、それが終刊号とは。
木割さんとお会いしたのは今年初めてでしたから仕方ないですね。

まだ全部は読んでませんが、このページの「網干」に関するところ、興味深いです。

赤尾兜子が昭和52年に「山陽ニュース」に書いたものですが、「ほほう」と思いました。
山陽電車の網干駅とJR網干駅は4キロも離れていることの理由が書かれています。
そうか、そうだったのか!と思った次第。
JR網干駅はよく利用するのですが、いつも「なんでこんな田舎に」と思っていました。
一度車で通ったことがある山陽電車の網干駅のあたりはにぎわっているのにと。

また別のページにこんな写真が。


昭和50年生田神社会館。
写っている人の顔ぶれが凄い。
小野十三郎、富田砕花、司馬遼太郎、赤尾兜子、陳舜臣、大岡信、永田耕衣、津高和一、港野喜代子、須田刻太、梅原猛、奈良本辰也、加藤隆久、足立巻一、田辺聖子、多田智満子、榊莫山、中西勝、白川渥、竹中郁、春木一夫、などなど。
奇跡のような集合写真ですネ。

なお、赤尾兜子については宮崎翁からお聞きしたエピソードがあるが、それは事情があって拙著『触媒のうた』には取り入れなかった。

『触媒のうた』主に近代文学史の秘話が満載。



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お日様がありがたい

2023-12-27 16:03:18 | 日記
今日のお天気予想は曇りということだったが、午後お日様が覗いている間に出かけてきました。

先ず鞍掛郵便局まで小包郵便を出しに歩いて。3000歩あまり。
軽くて小さなものは宅配便より大分安いですからね。
ところが帰り、暑くて汗をかきました。

その途中、石在町の交差点で信号待ちをしていたら、どこかから「○村さ~ん」という声が。
キョロキョロしていたら「こっち~」と。
道路の向こうにS水さん。
わたしの家に来てくださったのだと。「お留守だった」と。
妻は別のところに出かけてましたのでね、申し訳ありませんでした。
で、いろいろのものが入った袋を持たせてくださいました。
そこから持ち帰ったのですが、けっこう重たかったです。
S水さん、大変だったでしょうに。さぞガッカリして帰られるところだったんですね。
出会って良かったという顔をされてました。

そのあと、一人でお墓の掃除に行きました。これは車で。
丁度いいお天気の間に。
水を使っても苦になりませんでした。
上着なし、セーターの上にベストで丁度でした。

森具墓地の東西南北の空です。









それぞれにそれなりの雲が。
でも掃除している間はお日様が覗いてくれてました。

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「橋がつなぐ人とまち」

2023-12-27 09:48:49 | 宮っ子
西宮の情報誌「宮っ子」1月号が届きました。



新年号全市版は毎年特別編集で、今回は「橋がつなぐ人とまち」です。
「橋」はいいですねえ。詩情がありますね。
この表紙の橋は西宮神社の池に架かる嘉永橋。
1848年に造られています。いい石工がいたんですね。見事なものです。

中のページに、これも西宮神社の石橋です。

あれ?こちらは明治40年に造られたとあります。なんかの間違いか?と思いましたが、これは別の橋でした。
「瑞寶橋」となってました。そういえば円弧の形が違いますね。

これは西宮橋ですが、「橋上灯」に注目。

わたし、この記事が載ることを知って別に「用海版」向けに面白いエピソードを交えて記事を書きました。
この元ガス灯の「橋上灯」の記事と合わせて読んでもらえれば興味が深まると思ったのです。
なので、この号に合わせて「街角小景」の欄に載せてもらうように編集部にお願いしたのですが、なにかの行き違いで載りませんでした。残念。

ほかにも用海地域の「夕凪橋」や、村上春樹の作品に出て来る「葭原橋」、そして「たんぴょう橋」など興味深い橋が登場しています。
みんな解説したいですけど、またの機会に。

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「ア・テンポ」64号

2023-12-25 13:42:53 | 
「ア・テンポ」64号をお贈りいただきました。



お贈りくださったのは多分、徳島市の詩人梅村光明さんでしょう。
ありがとうございます。

この本の奥付です。

印刷所が西宮市の「新生会作業所」となっています。
わたしの家から歩いて10分ぐらい。
実は、わたしの最初の詩集『工場風景』はここで作って頂きました。
わずか30部ほどの私家版でした。
これは後にわたしが手作りしたもの。

この「ア・テンポ」の同人に西宮在住の人はおられません。
ほぼ神戸、あるいはそれより遠方の人が多いです。

ま、それは別として、同人に千葉市在住の「今村さつき」さんという人がおられます。
いつも童謡のような詩を作るられています。
今号では「ころは」という猫を主人公の歌。
もう一作、「河岸段丘」というのがあって、それは物語性のあるもの。
ユーモアがありながら寂寥感が漂うものでした。

それから鳴門市在住の赤坂恒子さんという同人がおられます。
今回は俳句「空の色」です。
16句載ってます。
「もう秋と教えてくれる空の色」
「弾き初めの琴の音清く美しや」
素直な句ですねえ。素直すぎるような。
でも、これはどうですか?
「かくれんぼ鬼は干し柿持った儘」
そして、
「電線に独りぼっちの寒鴉」
「詩」ですねえ。

なぜこのお二人を紹介したかというと、そのお名前「今村さつき」さんと「赤坂恒子」さんに由来します。
組み合わせればわたしの妻の名前になるのでした。どうでもいいことでしたか。

牧田榮子さんの「願い」、良かったです。
丸田礼子さんの「コンコース」も。それから梅村さんの「水俣チャンポン」。
力のある作品でした。「そうか、そうだったのか」と教えられることもあり、社会性の強い作品ですが読まされます。
社会性の強い詩は、ともすれば敬遠されることもありますが…。
この中に「古本屋カライモブックス」さんが出てきますが、そこの娘さんのことを許しを得て「KOBECCO」に書かせてもらったことがありました。
2021年12月号に「やまありたにあり」と題して。

ほかの同人さんのもみなレベルが高くて読みごたえがありました。
ありがとうございました。
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クリスマスイブ 2023・12・24

2023-12-25 09:37:21 | 
昨夜は大阪の孫たちとクリスマスパーティー。
fumiが描いたクリスマスツリー。


総勢9人と犬のジャック、にぎやかに美味しくいただきました。


夜は腹ごなしに犬のジャックと共に大阪の町へ散歩に出かけました。

堂島川には巨大なアヒルが浮かんでいてライトアップされていました。
空にはきれいな月が。


堂島大橋です。




リーガロイヤルホテル大阪の前のイルミネーション。

大阪都心はどこもきらびやかでした。

夜の公園のfumi。

背景はfumiが生まれた病院。

楽しいウオーキングでした。約4000歩。


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「それいけ!ゲートボール さくら組

2023-12-23 19:33:06 | 映画
久しぶりに映画を観に行ってきました。
家から歩いて往復3600歩。西宮フレンテホールです。

「それいけ!ゲートボール さくら組」



寒いのと、年末の繁忙時ということと、それほどの話題作ではなかったということで観客は少なかったです。
これは開演20分前ですが、開演時にもそれほど増えず、寒かったです。暖房を入れてほしかった。

途中で分厚いコートを着ました。

映画はどちらかというと平凡。途中でちょっと眠くなりました。
展開が読めてしまうのです。
ただし、ゲートボールをやってる人には興味深かったと思います。
そんな中、本田望結さんの演技には驚かされました。堂々と役をこなしていました。

追記
  あ、書き忘れてました。
  この映画のテーマですが、
  「人生には遅すぎるということはない」でした。
  この言葉が何度も出てきました。
  これは正(まさ)しく杉山平一先生の詩、「いま」、そのままです。
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鳴尾公民館 2023・12・23

2023-12-23 12:15:46 | 将棋
今年最後の将棋教室でした。
鳴尾公民館です。



体調不良の子がいたりしてちょっと少なめでした。
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「街の草」さんへ 2023・12・22

2023-12-22 15:03:17 | 本・雑誌
ちょっと気になる、図書館にもない本を求めて、武庫川までひとっ走り。
「街の草」さんです。
この寒いのに店開けてはりました。
店の脇にあるメダカの水槽(多分お隣の)には氷が張ってました。午後2時過ぎてたのに溶けずに。

残念ながらわたしの気になっている本はありませんでした。
「以前はあったんですけど」とおっしゃる。
でも、どうやら市に出してしまったかもと。
「街の草」さんの倉庫が店の向いにあるのだが、そこを立ち退かなくてはならなくなって整理しているのだと。
そういえば工事用のシートが張り巡らされてました。

この前、西宮のえべっさんでの古本市である人から聞いた話。
「街の草さん、最近大量に本を市に出してはるから廃業しはるんちゃう?」というもの。
今日、確かめたら「やめません」とおっしゃってました。
「街の草」ファンの人、ご安心ください。
「行けるとこまで行きます」と。
わたしも安心です。

文庫本、2冊だけ買いました。
どちらも過去に読んだかもしれないです。特に新子さんのは単行本がどこかに。
でも病院通いのお供に便利なので。
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