神戸新聞の「読者文芸欄」の選者特集。
今回のテーマは「スポーツ」です。
詩の担当者時里二郎氏の「オリンピックに思うこと」の視線が新鮮だった。
←クリック。プリンターが故障中でスキャンできず読みにくいですが。
今回のオリンピックに批判的な論調(わたしも同感)で進み、こうあります。
《オリンピックは20世紀で終止符を打つべきだった。ぼくはそう思う。》と。
わたしは「えっ?」と思った。
続いてこうある。
《国家や民族が、それぞれの威信や経済的な発展を誇示し、すべての面で優越を競った20世紀という歴史の中で必要とされ、発展してきた祭典だった。》と、これまでの役割を一応認め、《スポーツも、国家や国籍や民族や政治的な思惑から自由にならなければならないと思う。》
なるほど、説得力があります。そして、こう締められます。
《胸を打たれるような感動を覚えた選手たちのパフォーマンスや伝えられるドキュメントがいっそう強く、そう思わせるのだ
》と。
短い文章にもかかわらず読みごたえがありました。
今回のテーマは「スポーツ」です。
詩の担当者時里二郎氏の「オリンピックに思うこと」の視線が新鮮だった。
←クリック。プリンターが故障中でスキャンできず読みにくいですが。
今回のオリンピックに批判的な論調(わたしも同感)で進み、こうあります。
《オリンピックは20世紀で終止符を打つべきだった。ぼくはそう思う。》と。
わたしは「えっ?」と思った。
続いてこうある。
《国家や民族が、それぞれの威信や経済的な発展を誇示し、すべての面で優越を競った20世紀という歴史の中で必要とされ、発展してきた祭典だった。》と、これまでの役割を一応認め、《スポーツも、国家や国籍や民族や政治的な思惑から自由にならなければならないと思う。》
なるほど、説得力があります。そして、こう締められます。
《胸を打たれるような感動を覚えた選手たちのパフォーマンスや伝えられるドキュメントがいっそう強く、そう思わせるのだ
》と。
短い文章にもかかわらず読みごたえがありました。