喫茶 輪

コーヒーカップの耳

29年か

2024-01-17 09:05:29 | 震災
29年か。
二冊の冊子がある。



『阪神大震災』   と『震災詩集 ヒマワリ』。

あのころはまだ、パソコンを使っていなかったので、ワープロとコピー機で作ったのだった。
二部か三部作ったのだが、後に求められて一部ずつ震災記念館に納められた。今もそこにあるはず。
詩「ヒマワリ」は若い女性作曲家が曲を付けてくださって、コンサートでテノール歌手が何度か歌ったことがある。

その作曲家は父親が震災死したと聞いた。今どうしておられるだろうか。
29年、アッという間だ。
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震災28年目。

2023-01-17 08:27:19 | 震災
まだこんな記事が残ってるんですね。

「震災20年目特集記事」

2冊の震災誌。詩集「ヒマワリ」と散文「阪神大震災」。

今日はまたこれを繙こう。

『コーヒーカップの耳』</a>震災の話のいくつか。
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『詩集・阪神淡路大震災』第一集

2021-05-20 09:11:44 | 震災
『詩集・阪神淡路大震災』第一集(1995年・アート・エイド・神戸)という本。



震災直後に企画され、4月17日が初版発行。
今から思うと、よくもそんなに早くできたものだと思います。
震災からわずか3カ月で発行にこぎつけたのですから。
その時の兵庫県の詩人のパワーを感じます。
これにはわたしも参加してます。
しかし今、この本まったく市場に出てませんね。
貴重なものでしょう。
今日、手に取る機会があって。しかし帯が破れかけていて修理するために、初めて帯を外してみたのです。
すると、こんなことになってました。

ミスプリントがあって、訂正してあったのです。
こんなところにミスプリントなんて!
奥付は正しく印刷されているのに。
26年ぶりに気づきました。
ただしこの本は、5月30日に再版されたもの。
初版本を調べてみましたが、それはちゃんと1000円となってました。
なぜ、再版でミスが起こったのでしょうねえ?
逆ならわかりますが。

『コーヒーカップの耳』
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26年

2021-01-17 09:37:09 | 震災
阪神淡路大震災から今日26年。
ほぼ一世代が過ぎたということ。
あっという間のような気がしますが。
二冊の震災誌があります。
手作りの冊子。
散文で書いたものと詩集にしたもの。

詩集の中の一篇「ヒマワリ」には曲をつけてくださる人があり、コンサートで演奏されたこともありました。
今日は、散文の中の一部を。
「水」の項目から、
《植木にやる水がない。人間が大変なのだから、植木の分までは確保できない。雨の日、道に出来た水たまりの水を、kiyoが缶ですくってきて植木にやっていた。そこに通りかかった救援の自衛隊員が、それを見て笑っていた。》
昨日のことのように思い出します。
そのkiyoが今は三人の子どもを育てています。
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震災の痕

2020-01-17 09:22:32 | 震災
25年である。
朝の「喫茶・輪」のカウンター周りでは今年も震災の話題が。
それぞれがそれぞれの思い出を語る。
しかし、25年、集う人も減ってしまった。
25年は長いのか短いのか。
ついこの前のような気もするし、ずいぶん昔の話のような気もする。
なんとも不思議な感覚だ。

店の前の日本盛の敷地にあるサザンカが随分大きくなった。


その根元です。

これは地震の痕。
地盤が沈下して、建物の根元がむき出しになっています。今も25年前のまま。
そしてサザンカの根元。よくぞ耐えたり。

わたしの震災を記録した『阪神大震災』と『震災詩集 ヒマワリ』です。

今日はまた、改めてこれを読み直してみよう。
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震災の痕

2019-01-17 15:56:15 | 震災
家の前にサザンカの木があります。
その根元。


奥の壁を見ると地面との間に隙間が。
これは24年前の地震の痕跡です。
地面が揺れて沈んだのです。それでコンクリート壁の根元がむき出しに。
そして、サザンカの根も、根上がりになってます。
この根も元々は土の中にあったもの。
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24周年

2019-01-17 11:25:20 | 震災
今朝の「喫茶・輪」での話題は、隣の小学校から防災訓練の校内放送が漏れ聞こえてきたりして、もっぱらあの阪神淡路大震災だった。
みんな体験者である。
それぞれが自分の体験を口角泡を飛ばす勢いでしゃべる。あるいはしみじみと語る。
わたしもしゃべりたいが、口をはさむ余地がないほど。

わたしには二冊の震災関連の冊子がある。いづれも手づくりの私家版だ。


一冊は『阪神大震災』と名付けたもの。
震災から二か月ほどの間の記録である。
元々は日々のことをノートに記録していたものを冊子にしたもので、36ページ。

もう一冊は、詩集『ヒマワリ』で、17篇の震災詩を収めている。これは43ページ。
二冊ずつ作ったのだが、一冊ずつが神戸の「防災未来センター」に収蔵されている。
今日は、これを静かに読むことにする。
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震災から24年!

2019-01-16 11:29:58 | 震災
明日17日は、あの震災からまる24年になる日。
4年前が20年。
その時の記事が、まだネットに残っています。
「あの日からの詩」
もう一度、あの時の思いを新たにしなければいけないのだろう。
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地震の痕

2018-06-23 10:57:27 | 震災
先日の地震の時、わたしは入院中の病院で朝食を食べていました。
三階でしたが、体がフワフワとしてあれ?と思う間に激しい揺れが来て、
まあここは頑丈な建物なので大丈夫だろうと思ったのですが、
もしや南海沖地震?と。それなら津波で家にいる家内や、大阪の孫たちが大変!と思いました。
でもすぐに、10秒ぐらいだったでしょうか、納まったので、直下型だと安心しました。そして直感で震度5ぐらいかと。
その時、わたしケータイも持ってなく、そしてテレビカードも買ってませんでした(テレビを見るつもりがなかったので)ので情報を得ることが出来ず、
「大丈夫ですか?」と訊ねてくれた看護師さんに「情報を教えて下さい」とお願いしたのでした。
そしたら、すぐ後に「大阪が震源地で震度6弱、西宮は5」と教えに来てくれました。
退院してから、店の様子を見ると、痕跡が残ってました。




時計も曲がったままになっていました。
家内に訊くと、本も何冊かが飛び出していたと。
でもまあ、あの阪神大震災と比べたら、大したことなかったですね。
とは言っても、あの大阪の学校の塀の下敷きになった子どもはあまりにも哀れです。
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震災記念日

2018-01-17 10:06:18 | 震災
詩集『喫茶・輪』より

 「慰霊祭」

カウンターの端の席に
いつも静かに座る人の姿が見えない

そうだ
今日は震災記念日
忘れるわけはないのだが
その人は息子さんを亡くされているのだ

翌日
いつもの席で
静かにブラックコーヒーを飲んでおられる。

  (その人も今は亡い。ああ、23年)
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22年

2017-01-17 11:59:37 | 震災
今朝からの話題。「もう22年…」
短いような長いような。
しかしやはり長い。
あのころの常連さんの何人がもう…。
村上さん、鹿塩さん、前田さん、税所さん、田渕さん、空さん、上田さん、藤田さん、井上さん、…
数え上げればきりがない。
取り出してきて読んでいる。
わが家の震災記録と震災詩集。

『阪神大震災』『ヒマワリ』の2冊。
これは一昨年、20年の時の記事→「神戸新聞」
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「身代わり」

2016-01-17 21:54:20 | 震災
震災詩集『ヒマワリ』より。
「身代わり」です。
あれから21年。
もう21年。
あっという間の21年。
だが、次の21年目には
恐らくわたしはいないだろう。


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『東日本大震災 東北れぽーと』

2015-06-28 08:48:57 | 震災
西宮の詩人、神田さよさんから二冊の本をお贈り頂いている。
わたし、雑用が多くてなかなかゆっくりと読ませて頂けないのだが、先ず『東日本大震災 東北れぽーと』から。


これはあだやおろそかに読める本ではありません。
巻末の「あとがき」をお読みください。

←クリックしてお読みください。

彼女は20年前に阪神大震災に遭ってます。彼女自身が被災者でもありますが、その後、ボランティアで仮設住宅や復興住宅を巡り、辛い思いをしている被災者と心を通わせてこられた。その体験の上での東北行きである。
彼女はいみじくも書いている。
「当事者でないものが被災地を見て回ることに、いつも申しわけない気持ちと、でも見て実感しなければという気持ちが折り重なる。(略)地獄絵を見てないものになにがわかるのだろう。しかし報道での事実と、行ってみて実感として受け止める事実は異なる。その違いを確かめ、わたしの眼で見てきたことを文章に書いていった。」
勇気ある彼女の行動力に頭が下がります。

これは東日本大震災が起こってから4年間の彼女の行動の記録と、心の動きの記録である。
行かなければ、と思ってもだれもが出来ることではない。彼女ならばこそのレポートである。

彼女から頂いているもう一冊は『傾いた家』という詩集。これも震災に関連しての詩集。まだ読んでいないが、そのうち報告します。
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「ヒマワリ」

2015-01-18 08:10:38 | 震災
今朝の神戸新聞にどこかで見たことある人の写真が…。

そういえば、三日前の15日にも見おぼえのある人が載っていたなあ。同時掲載だったら面白かったのに。
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1月17日

2015-01-17 08:50:54 | 震災
1月17日である。
忘れることのできない、1月17日である。

『阪神淡路大震災』という詩集がある。
震災後ただちに編まれたものだ。

1995年4月17日発行。震災から3か月後には発行されたのだ。
呼びかけに応じてわたしも参加している。
 クリックして読んでみて下さい。二段クリックでさらに大きくなります。
「道」という題です。
この道は、当時勤めていた鳴尾浜への道でもある。
その時の新聞記事の切り抜きを、この本に挟みこんでいた。

思い出してまた、胸が詰まる。
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