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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

鹿島和夫さんが

2023-02-25 08:57:31 | 鹿島和夫さん
今朝の神戸新聞「正平調」です。拝借お許しを。
←クリック

鹿島和夫さんがお亡くなりになっていたんだ。
一度言葉を交わしたことがある。
足立巻一先生を偲ぶ「夕暮れ忌」の席だった。
鹿島さんも足立先生の影響を受けられた人だった。
鹿島さんの本、『一年一組 せんせいあのね』です。



「一年一組」はテレビ番組にもなったが、わたしはその音声だけを録音したと思う。
そのカセットテープがどこかにあるはず。
大いに感動したのだった。
そして「こどもの詩」についての「おしゃべり」を頼まれた時にはこの本のお世話になったのだった。
いくつもの詩を引用朗読させてもらい、会場が大いに盛り上がった。
今パラパラと見ていて、目に留まった短いものをいくつか。

  「おとうさん」

  おとうさんは
  こめややのに
  あさ パンをたべる

  「でんでんむし」

  でんでんむしが
  あめにむかって
  のぼっていきました


この「でんでんむし」は足立先生も大好きな詩でした。用海小学校で講演してもらったとき、この詩を力を込めて紹介されていました。

  「おさいせん」

  おさいせんをいれるのは
  かみさまも
  おかねがすきなのです


ほかにもいっぱいいいのが載ってます。

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「わが心の自叙伝・鹿島和夫」35

2013-06-16 15:52:38 | 鹿島和夫さん

鹿島和夫さんの「わが心の自叙伝」が最終回だった。
Img099
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楽しませてもらいました。
子どものことに関することだったので、とても興味深かったです。
何度も瞼を熱くさせられました。
鹿島さんの人間味があふれていました。
最終回の〆には。「一介の教師に、貴重な紙面に9カ月にわたって連載させてくれた神戸新聞と、読んで下さった方々に、心から感謝します。」と。
鹿島さん、お疲れ様でした。
わたし、全部、切り抜きを保管してます。


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「わが心の自叙伝・鹿島和夫」32

2013-05-26 10:32:42 | 鹿島和夫さん

今日のは、ちょっと目がウルウルします。
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読みにくいでしょうか?
ダウン症の晋介君の送り迎えの担当の直子ちゃんが、トイレに行きたかったのを我慢して家に送ったのです。「ここで待ってて」と言っても晋介君には解らなくて目が離せないので。
しかも晋介君は道草をくったりわがままを言ったり、時間がかかりました。なんとか送り届けて自分の家に走って帰る途中、我慢できずにおもらしを…。
そして「あのねちょう」に書いたのがこれ。


 「おもらし」

 しんちゃんをおくっていくときから

 おトイレにいきたかったんだけど

 がまんして

 しんちゃんをいえまでつれていって

 はしっていえにかえるとき

 みちばたででてしまいました

 わたしはとってもはずかしいおもいで

 いえにかえりました

 せんせい ないしょね


最後の「せんせい ないしょね」でグッと胸にきます。

 
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「我が心の自叙伝・鹿島和夫」25

2013-04-07 09:28:50 | 鹿島和夫さん

今朝の神戸新聞「わが心の自叙伝・鹿島和夫」25には泣かされた。
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こんなの読まされたら誰でも泣けるよね。




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