喫茶 輪

コーヒーカップの耳

泣菫と砕花

2020-07-31 08:13:48 | 宮崎修二朗翁
ある人から戴いた。

薄田泣菫と富田砕花の関係について書かれた、宮崎修二朗翁による記事の切り抜き。
昭和63年(1988年)だから、私の店「輪」がオープンして約一年のころ。
すでに宮崎翁とわたしの交流は始まっていた。
店のオープンに思いがけずお祝いに来てくださったのだから。
記事の肩書に「大阪芸術大学講師」とある。
神戸新聞を定年退社したあと、足立巻一先生の推挙によって就かれた職場である。
そこでフランキー堺さんと仲良くなった話などもしてくださったことがある。
フランキーはその時教授だった。お二人は学生に人気があったのだと。

記事のことである。
泣菫と砕花とのお付き合いのことが書かれている。
何年か前に、西宮芦屋の郷土文学を研究している人からわたしに問い合わせがあった。
泣菫と砕花は近くに住んでいたのだから、なんらかのお付き合いがあったのではないか?と。
その時、宮崎翁が何かに書かれたものを提示して差し上げた覚えがある。
但し、この記事ではない。こんなに詳しくはなかったと思う。
この記事と同じようなことをどこかに書かれているはずだが、今思い出せない。

ちなみに泣菫は西宮市の浜脇幼稚園の園歌及び浜脇小学校の校歌を作詞している。
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尼の子

2020-07-30 16:05:29 | まち歩き
すき間を見てちょっと走ってきました。
いや、ジョギングではなく、車で。

わっ!巨大なルービックキューブ、と思ったら文庫本の山でした。
相変らずの「街の草」さんの店先です。
「この景色おもしろい。写真に撮らせて」と店主に言ったら、
「なんにも面白くない」とおっしゃる。
いやいや、わたしには面白い。
文庫本ばかりこんなに積んである景色は初めて。
「大したことない」と言われても…。
そうなんですよね。
日頃その中にいる人にとっては、なんてことない風景なのでしょう。
しかし、素人にとっては珍しく、刺激的なのです。
昔、米屋をしていたわたしが、町の工場勤めをした時、見るもの聞くもの、すべてが刺激的で面白かったことがある。
詩にしないわけには行かない。
仕事の合間に、毎日のようにメモを取り楽しんでいた。
そして、手作りしたその『工場風景』という詩集を読んだ人は驚いたのでした。
Y水先生などは「これは正式出版しなさい」とまでおっしゃって下さり、
S山先生も「田木繁の機械詩集に匹敵する」と。
素人の眼は怖いのですぞ。
という意味で、古本屋さんの店先は面白いのです。
だがしかし、「街の草」さんの場合はまた特別です。

リノちゃん(小学二年)が友達と一緒に来ました。
去年ここで会ったことがある子です。
「覚えてるか?」と訊くと、
「覚えてるに決まっとる!」と生意気な口を利きます。
まるでじゃりン子チエのような子。
「写真撮ってやろ」と言うと、
「かわいく撮ってくれ」と言う。
「かわいく撮れたからブログに載せられへん」と言うと、
「載せろ」と言って足を蹴られた。
さすが尼の子です。



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 一人、忍びこませてある 

2020-07-30 11:22:08 | 完本 コーヒーカップの耳
昨日、かかりつけのクリニックへ行った。
『完本コーヒーカップの耳』は、待合室に置いてもらえるように早くに院長先生に差し上げてある(残念ながらコロナ感染防止で現在待合室には新聞雑誌類は置かれていない)。

この前行った時は院長さんではなく副院長さんだったので本の話はなし。
昨日は久しぶりに院長先生。
顔を合わせるなり、「あの本、面白いですねえ」と。
「あら、先生忙しいのに読んで下さったのですか」
このクリニックはいつも患者さんが多くて、先生も4人体制。
看護師さんなどスタッフも10人以上おられる。
とにかく忙しそうにしておられるので、まさか読んで下さっているとは思わなかった。
「登場人物の中に、わたしも入っているのですが」と言うと、
「え?全部読んだのですが、気づかなかったです」と。
「そっと忍び込ませてあります」
さて、先生、読み直してくださるだろうか?
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識語

2020-07-30 08:33:14 | 完本 コーヒーカップの耳
店、ひまなので識語書きしてます。

『完本コーヒーカップの耳』
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視力が進化?

2020-07-29 14:32:19 | 健康・病気
どうも最近、眼が。

メガネは常時二本用意している。

一本は将棋とパソコン用。丁度距離が同じぐらいなので具合がいい。
もう一本は平時と読書時。つまり遠近両用である。
車の運転などはこれでOK。遠くはこれでいい。
しかし、問題は読書時。
最近文庫本が読みにくい。
特に昔の小さな字の本は辛くなった。
これはレンズの下部の度が合わなくなったということだろう。
何度も換えてきたけれど、もう長くこのメガネでやってこれた。
だからもうこれで進まないのかと思っていた。
ところがここにきて、辛くなってきた。
要するに、また度が進んだということ。
この歳になって進化したのですね。
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発注の際はご用心を。

2020-07-29 07:32:49 | 完本 コーヒーカップの耳
Amazonでのご注文の際にはお気をつけくださいね。
『完本コーヒーカップの耳』
色んな条件のものが出てますが、よくお確かめになって送料なしでのものをお選びください。
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「読者文芸欄」の投稿者

2020-07-27 10:24:25 | 
今朝の神戸新聞「読者文芸」欄の下半分です。
神戸新聞さん、記事拝借お許しを。

「私の中」は知人の石井久美子さんの作。
なんということもないような詩ですが、最後の一行「それは私の中だった」で深まりが出てますね。
ここに上げてませんが、上段の特選詩「庭たたき」はしみじみしたいい抒情詩でした。
そして入選二作目の「あいうえお」は”小さな”物語性のある作品。それとも良質の機知でしょうか。作者は北川晴茂さん。一度お会いしたことがあります。
この人のお母さんが昔、年間賞を受けておられます。優秀な書き手で、その後、神戸新聞に一時期コラム欄を持っておられました。
今もある分野でご活躍です。
さらに「今月の佳作」欄には見覚えのあるお名前が。
安藤浄子さんはもう古い書き手。そして、村上つた子さんも長いですねえ。
このお二人とはお付き合いはありませんが、お名前を見ると懐かしい気分になります。
いつまでも書き続けて頂きたいです。
そして、いつものことですが、選者の時里二郎さんの選評がいいですねえ。短い言葉ながら投稿者に勇気を与えます。

 今朝、M病院へ先日の検査結果を聞きに行ってきました。9時予約です。
いつもなら会計を済ますと一時間ぐらいかかるのですが、今日は検査もなしであっという間に済んでしまい、9時過ぎでした。
帰りに近くのリトル書房さんにちょっとご挨拶に、と思っていたのですが、時間早すぎてシャッター下りてました。多分10時オープンでしょうからねえ。
二年ぶりのパン屋さんに寄って帰ってきました。

おすすめ本。『完本コーヒーカップの耳』
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将棋で号外

2020-07-26 19:29:52 | 将棋
将棋を指導していたI君が持ってきてくれました。
 
 


大阪将棋会館に行った時に有ったのでわたしの分を余分に持って帰ってきたと。
うれしいですねえ。

将棋のことで号外が出るなんて、藤井棋聖はやはり凄い。

おすすめ本 将棋の話も載ってます。『完本コーヒーカップの耳』
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但馬の文学会でも

2020-07-25 07:57:39 | 完本 コーヒーカップの耳

同人誌「火曜日」でご一緒したS・Hさんが書いて下さっている。

「但馬文学会」

S・Hさんは、わたしの大好きな街「出石」で文学活動をされている。
昔の『詩集・コーヒーカップの耳』は差し上げたが今回の『完本コーヒーカップの耳』はお贈りしていないから、ご購入下さったのだ。
うれしく、ありがたいです。
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Amazonのカスタマーレビューに

2020-07-24 18:29:38 | 完本 コーヒーカップの耳


Amazonのカスタマーレビューより。

ありがたい評価を頂いています。

  コーヒーカップの耳は読者の心の耳です!
喫茶店に本当に行った気分になり、登場する人生の先輩方から強いパワーをいただいた。

〇 一つの話で映画一本作れそう
一度読み出したら止まらない
でも電車では読めない
なぜなら泣いたり笑ったり
心が忙しく潤う一冊だから

〇 極上のエッセー。じんわり心に沁みてくる。
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『ADHDでよかった』

2020-07-24 11:13:38 | 本・雑誌
今読んでいる本です。『ADHDでよかった』(立入勝義著・新潮新書)。

なかなかいい体験記です。思ったより読みやすい。文章、上手です。
ある種の人達に勇気を与える本。
しかし、わたしが読む本はジャンルの幅が広いなあ。
単に移り気なのかも知れませんが。
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書けました

2020-07-24 10:47:48 | 原稿
今週中に仕上げる予定だった9月号の原稿2本、なんだかんだと言いながら書けました。



あと一本、飛び入りの原稿を仕上げたら、今月は終わり。

さて、お地蔵さんをどうするか。
例年通りのお祭りが出来ないのは仕方ないが、どこまでしたらいいのか?

お薦め本『完本コーヒーカップの耳』
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将棋会どうなる? 

2020-07-24 07:46:35 | 将棋
兵庫県が「感染増加期」になり、「高齢者の外出自粛要請」と今朝の新聞記事。
7月からせっかく再開できた「将棋会」ですが、どうなるのでしょうか?
ほぼ高齢者でやってますので、また休みにしなければならないのでしょうかねえ。


昨夜の例会は祭日ということもあり、出席者は少なかったですが。
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読み終わるのがもったいない

2020-07-24 07:23:48 | 完本 コーヒーカップの耳
端的にとらえた言葉。
「読み終わるのがもったいない読書というのはそうあるものではない。そんな一冊。」
画家であり、書籍評論家であり、最近の著書に『喫茶店の時代』(ちくま文庫)がある著述家でもある林哲夫さんのブログ

『完本コーヒーカップ』 
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「酒蔵通り」

2020-07-23 08:11:34 | 自分のこと
「酒蔵通り・煉瓦館」「酒蔵通りマンション」など、西宮に「酒蔵通り」と冠した施設が数多生まれている。
何度も書くが、このネーミングはわたしによるもの。
わたしの数少ない自慢のタネなのです。
ところで今朝の新聞折り込みにこんなのが。

「酒蔵通り・住宅公園」だって。
おかしいなあ、わたしのところへはまだ挨拶がない。(笑)
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