宮崎修二朗先生から昔に戴いた本を触っていたら古いハガキがハラリと。

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W・Y子さんから宮崎先生へのハガキ。消印は昭和62年9月18日。
このW・Y子さんは、一・二度、先生とともに「喫茶・輪」のオープン当初にご来店くださったことがある。
久しぶりに思い出しました。
で、このハガキの中にちょっと疑問のことが。
《段上で「ほめく」=蒸し暑い》という言葉を採取したとのこと。
段上というのは西宮の段上町のことなのでしょう。
文面からは、そこの土着の言葉を採取したという意味に取れます。
しかし疑問。
このお百姓さんは、西宮育ちの人なのだろうか?
というのも、「ほめく」という言葉は…、
とここまで書いてきて、ちょっと調べて(ググって)みました。
そしてら、大阪の方言となっていました。
そうだったのか!
じつはわたしは、この言葉は但馬のものだとばかり思っていました。
少なくともわたしは西宮では聞いたことがなく、但馬でのみ聞いた言葉だったので。
但し、但馬では「ほめく」ではなく「ほめいく」だったが。
少し勉強になりました。
ところでWさん、今はどこでどうしておられるのだろう?