妹の家に行った時、母の作った郷土料理の
「けの汁」を貰ってきました。
津軽地方に伝わる、懐かしい味。

野菜がたくさん入っている味噌汁ですが、
たくさん作って保存食として食べられます。
でも、最近は作る人は減っていると思います。
「けの汁」は、もはや郷土料理店でしか
食べられなくなってきました。
大根、人参、高野豆腐、ゼンマイ(乾燥)、油揚げ、
こんにゃく、大豆を砕いた物(ずんだ)、昆布、味噌など。
この「ずんだ」が入るので、味噌汁が濃厚になります。
場所によっては、栗、豆などが入っていたり、
味噌ではなく、醤油で味付けしたりします。
保存食なので、毎日、味噌を足して食べます。
名前が変わっていますが、由来は、お粥→かいの汁→けの汁
と変わったと聞いた気がします。
栄養もあるしヘルシーだし、おいしいし、言う事無いですが、
細かく切るので、時間がかかります。
すべてさいの目切りです。
昆布は、かなり細かく切ります。
我が家では、祖母から母、母から私、
私から娘へと引き継がれた味です。
ここあでした。